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3件
フォロー&初コメ失礼します!続き待ってます!
桃の部屋
もうどうしよ…っ
あのせいで体調が悪くなったし、学校に行ける感じがしない
コンコン
青「入るよ」
四男の青にぃだ…
心配…してくれた…の……か?
ピタッ
急におでこを触ってきた
青「やっぱり…熱ある」
……熱…
青「兄ちゃん達いないし、僕お粥一応作っとくね」
桃「待ってっ!」
青「こら、大声出しちゃダメ、どうしたの?」
桃「一人…嫌…」
また一人にされると怖くなり
フラッシュバックを起こすかもと怖く
青にぃを止めてしまった
青「じゃあ、一緒においで」
桃「わかった…っ」
リビング キッチン
青「冷えピタ冷えピタ…」
俺のため…に
俺……熱……なんで…っ
桃「ごめん……なさい……っ」
青「大丈夫、座ってて」
なんで……こんなに優しいの…?
俺…わかんないよっ
赤にぃ達と違って…っ
桃「青っ…にぃ…っ」
青「どうしたの、怖いの?」ヨシヨシ
桃「……」ギュゥッ
何も言わずに抱きついた
辛くて、何も言えない状態
青「まず冷えピタ貼ろうね」ピタッ
桃「んぅ…」
青「部屋行こっか」
桃の部屋
青「横なって」ストン
ゴロン
青「熱測ろっか」
ピピッ
38.9…
結構あるな…
青「安静にね」ヨシヨシ
桃「赤……にぃ…怒られ…る…っ」
青「大丈夫、僕が何とか言っとくから」
……怒られないかな
数分後
ぁ……っ!
怖い…っ……嫌っ…!
桃「ぅ…ぁぁ…っ!」
〈黄にぃ?!何してるの?!
ドアを叩いていたのは三男の黄にぃだったみたいだ
俺が大きい音が苦手なのをわざわざ知っているのにわざと大きい音を出す
〈桃くん!入るよっ!
ガチャ
青「桃くんっ!」
桃「青っに……っ!」ブルブル
あの音が怖くて動けなくなった
黄「それだけで動けないとか馬鹿みたいですね」バタン
それだけ言いつつ、戻る黄にぃ
桃「ぅぅ…ごめん…なさい…っ」ポロポロ
青「桃くんっ!」