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コメント
7件
最近忙しくて見れなかった、、 もうすぐで終わるのかな、、泣やだぁぁ! イラストまだ完成してない、、泣
これでほんとに最終回なんですね… 寂しいですけど、完結したのも嬉しいです!! 完結おめでとうございます🥳
うわー!!とうとう最終回なのかな?!寂しいけど楽しみ!!
気づけば、日はすっかり暮れていた。
遊園地の中央通りに戻ったじゃぱぱの前で、
突然、ライトが一斉に灯る。
ぱあっと。
まるで星が地上に落ちてきたような光景だった。
色鮮やかな光が通りを照らし、
音楽が鳴り始め、
花吹雪が空から舞い落ちる。
――パレードだ。
「……すげぇ……」
思わず立ち止まったそのとき。
「ほら、始まりますよ。じゃぱぱさん。」
聞き覚えのある声が、
背中を押すように響いた。
「……るな?」
振り返ると、
光の粒の中から姿を見せたのは――
るなさんだった。
月みたいな銀色の光に包まれていて、
まるで夜空から降りてきたみたいだった。
「よくここまで来ましたね。
みんなを探して……ちゃんと見つけて。」
「……いや、俺は……
ただ、皆を迎えに行っただけで。」
「迎えに、ね。」
るなさんは少し笑う。
どこか優しい、でも何か知っているような笑み。
「じゃぱぱさんって、
誰かのために動く時だけ、
一番“らしく”なりますよね。」
「……そう?」
「そうです。」
短く断言して、
るなさんはゆっくり歩きだした。
「来てください!パレード、近くで見たほうがいいので!」
通りの端。
パレードの行進がすぐ目の前に見える場所で、
じゃぱぱはるなさんの隣に並ぶ。
音楽が高まり、
光のフロートが進み、
笑顔のキャストたちが踊る。
夢のように明るい。
美しくて、賑やかで、
これ以上ないほど楽しいのに――
ふと、違和感が胸に刺さった。
「……るな。」
「なんですか?」
「……最初から全部、知ってただろ。」
るなさんの横顔は、
パレードの光に照らされてきれいだった。
「……はい。
みんながどこにいるかも、
どうして迷ったのかも。」
「じゃあ――なんで教えてくれなかったの。」
問い詰めるような声になってしまった。
すると、るなさんは穏やかに微笑む。
「だって、じゃぱぱさんが迎えに行かないと、
みんな“帰れなかった”から。」
「……俺じゃなきゃ、ダメだったのか?」
「はい。じゃぱぱさんじゃなきゃ、ダメだった。」
その言葉に胸が熱くなる。
「みんな、忘れてたんですよ。
じゃぱぱさんと過ごした、
大事な大事な“現実の記憶”を。」
「……っ」
「でも。
じゃぱぱさんが会いに行って、
話して、触れて、思い出して……
そのおかげでみんな、帰る場所を思い出した。」
るなさんは前を向いたまま続ける。
「じゃぱぱさんがいなかったら、
みんな、この“遊園地の記憶”に閉じ込められたままだった。」
パレードの光が、胸の奥まで染み込む。
「……じゃあ、るなは?
るなは、どうなるの……?」
るなさんは小さく目を閉じた。
「るなも……戻らないと。
みんなのところへ。」
「……帰れるの?」
「じゃぱぱさんが迎えに来てくれたから。
るなもちゃんと、帰れますよ。」
そう言って、ゆっくりこちらを見る。
その瞳は、どこか寂しそうで、どこか嬉しそうだった。
「ねぇ、じゃぱぱさん。」
「なに、?」
「最後に一つだけ、お願いしていいてですか?」
「……おう。」
るなさんは、ほんの少し近づいて言った。
「るなのことも……忘れないで。」
「忘れるわけないよ。」
即答だった。
迷わなかった。
「るなが全部見ててくれたことも、
みんなを繋いでくれたことも、
一番最後まで残って待っててくれたことも――
忘れようがないよ。」
るなさんは驚いたように目を見開き、
そして、ゆっくり笑った。
「……うん。
やっぱりじゃぱぱは、ずるいですね。」
その体が、薄く光り始める。
「るな……!」
「大丈夫です。
みんなのところへ戻るだけなので。」
光が強くなる。
パレードの音楽が最高潮に達する。
「じゃぱぱさん。」
「なにっ、!」
「迎えに来てくれて……
本当に、ありがとうございました。」
「当たり前だろ!!」
光がはじけた。
るなさんの姿は、
星屑みたいに散って、消えた。
残ったのは、
夜空に舞う花吹雪だけだった。
パレードは、まだ続いていた。
でもじゃぱぱの胸には、
確かな温かさだけが残っていた。
――みんな、きっと帰れた。
そう思えた。
遊園地の光が遠くへ消えていく中、
じゃぱぱは静かに目を閉じた。
「……また会えるよな、みんな。」
夜風が、優しく答えた気がした。