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“エラー発生”
“エラー発生”
『えっ!何!?』
晶哉が、そう呟く
その時……
みんなの真ん中で”夢ノ雫キャンディ”と”夢ノ欠片キャンディ”が浮かび上がる
〈なんや……。〉
{……みんな、それから離れろ!そして私を置いて逃げろ!}
《えっ……》
「……父さんは?」
{大丈夫や……。私が、この2つをどうにかする。}
【……雅人さん、ホンマのこと言ってください!ホンマは知ってるんでしょ?”夢ノ宝石キャンディ”で記憶を全て取り戻した時、誰か一人が犠牲になる……。】
その場が静まりかえった
{……君、なんでそれを知ってるんだ?}
【知りませんよ!直感です!】
{……そうだ。”夢ノ宝石キャンディ”で記憶を全て取り戻した時、誰か一人犠牲にならないと……この2つの飴は暴走し続ける……。}
『そんな……。』
「……父さん、もしかして自分が犠牲になろうとか思ってへんよな?」
{……私が犠牲にならんと誰が犠牲になるんや?俺が犠牲にならんとアカンのや……。}
《……っ!?》
{私は、誠也や妻を危険な目に遭わせた……。そして妻は命を落とした……。}
「……。」
{私は、妻を犠牲にした……。あの時の自分は狂っていたよ……。だから、次に犠牲になるのは私だ……。}
その時……
2つの飴が光だした
{早く私を置いて逃げるんだ!……みんな、誠也を頼んだよ。}
『誠也くん!』
そう言いながら、晶哉は誠也の手を引っ張り逃げる。
「……父さん!!」
誠也は叫んだ
スタジオを飛び出した瞬間
スタジオは光を放ち
丸ごと姿を消した