TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

猫のような僕の恋人   [完]

一覧ページ

「猫のような僕の恋人   [完]」のメインビジュアル

猫のような僕の恋人 [完]

5 - 第5話

♥

1,013

2022年08月11日

シェアするシェアする
報告する

朝起きると横には春千代くんは居なかった。俺は寝相があまりいい方では無いけど、春千代くんと寝るといつもより落ち着いている。起きた時は大抵ぐちゃぐちゃになっているのに春千代くんと一緒だといつも綺麗に布団を被って寝ている。そんな事を思い出しながらベッドから降りた。

顔を洗って朝食の準備をしようとしたが、キッチンには春千代くんが作った朝食が置かれていた。昨日使った食器や、朝春千代くんが使ったと思われる食器も綺麗に洗われていた。春千代くんは朝がいつも苦手で俺が起きた後に寒くなって起きてきたのに。わざわざ作ってくれたって考えるとすごく嬉しかった。

ラップがかけられた朝食に手を伸ばすとメモが1枚置いてあった。

「今日も帰ってくるから」

メールで言えばいいのになんて。でも嬉しかった。春千代くんのおかげで今日はいつもよりやる気が出た。

朝食を食べて、足軽に仕事に行った。


仕事が終わった後。俺はコンビニでは無くスーパーに買い物に行った。春千代くんが来るってなると食材の減りも早くなる。1ヶ月前も同じ量の食材を買っていたが、いきなり一人暮らし生活になったことで急に少食になった。そのせいもあり、スーパーに買い物なんて基本行かなくなっていった。だから俺にとっては久しぶりのスーパーだ。

当たり前だが、コンビニよりも品揃えのレパートリーが多く思ったより沢山買ってしまった。気づいた時にはふたつのカゴに溢れる程の物を買ってしまった。今更この量を棚に戻す訳にもいかずそのままレジに向かう事にした。

レジ袋4つ。お酒におつまみにアイスにお肉、魚、野菜、缶ずめ、お菓子、調味料等など。4袋ともすごく重たくて腕と足にいつも以上に力を入れながらスーパーを出て大きなため息を着いた。最悪と思いながら目線をあげた。

するとそこには黒いスポーツカーに乗った春千代くん。あきれた顔で俺を見ながら車から降りてこっちに向かってきた。

春千代「何そんな買ってんだよ。袋かせ。」

そういうと4袋ともあっさり持ち上げて車の荷台に詰んだ。「早く乗れ」と言われ助手席に乗った。

武道「ありがと。すごく助かった。」

春千代「相変わらず馬鹿だな。俺が来なかったら道端で野垂れ死ぬとこだったな。」

武道「うん。」

そんなたわいもない会話をしながら春千代くんの横顔をみた。ピンクのサラサラした長い髪。口元にある傷。長いまつ毛。そして赤くなっている耳。横に居れるだけですごく幸せになれた。

猫のような僕の恋人 [完]

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,013

コメント

2

ユーザー

トウト(゚∀゚)‼︎

ユーザー

最高ですぅ…泣

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚