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桃青/実写イメージ/ほのぼの/短い
駄作ですが良ければ御付き合い下さい。
青:「なぁいこたーん…」
桃:「おかえりー」
青:「別に住んでへんし…w」
先日酔っ払ったまろがいれいすのグループチャットに送ろうとしていた「同期に子供出来たんやけど。は?あと同期の童貞俺だけやん」という内容を誤ポスト。誤送ドッキリとして方をつけたものの酔っ払ったまろの危険度が高すぎると酒を飲んだまろをメンバーで交代に見張ることに。今日は俺、ないこの担当だった。
青:「ぁ、アイス食べてる。まろも欲しい」
桃:「別にいいけど…って、水飛ばすなよ」
玄関からは今いるリビングまでよりも洗面所の方が近い。帰ってきてそのまま手を洗ってきたようでまだ水の残る手を振って水気をこっちに飛ばす。ほんとこの酔っぱらい、いい迷惑。
桃:「…あ、やべ」
青:「うわー、べとべとになるやつやん」
咄嗟に水を避けた際、溶けかけだった棒アイスからつい数十秒前までバニラアイスだった液体が垂れてきた。人差し指を伝って手の甲、手首。もうすぐ床に垂れそうになったタイミングでぐっと手を引かれる。
桃:「っは、?」
青:「ん、っ…」
まろが、俺の手を舐めてる。
舐めてる…?????
え、どういうこと。なにこれ。
衝撃で動けない俺を他所にまろは俺の左手に舌を這わせる。
手首、手の甲、人差し指。垂れてきたのと逆になるように何とも色っぽく舐めとった後、残り少なかったアイスを全部持ってかれる。
桃:「あ”っ!?ちょ、俺のアイス!!」
青:「んぁ”ー…知覚過敏…」
桃:「って、てか!!なんで舐めたん!?」
そのままの勢いで聞くと目の前の酔っぱらいはきょとんと首を傾げて
青:「綺麗にしてあげました」
だってさ。狂ってんのかな。
呆れて手から力が抜ける。残念もう1回、と書かれた棒がリビングのフローリングにあたりカラン、と軽い音を立てた。