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「遊ぶだけ遊んで、疲れて寝ちゃうなんて子供みたいね。」
「劉磨、奏、寝るなら部屋で寝なさい。」
「ん~…動けない…おんぶして…。」
「自分の足で歩きなさい。もう高校生でしょう。」
と言いつつおんぶをしてあげる悠夜さんと、
「劉磨クン、起きないならキスしちゃうわよ。んちゅ~。」
「うわ、やめろ。唇が汚れる!」
「あら、レディーに失礼ね。」
「誰がレディーだ。」
というやり取りをしている泰揮クンたちを眺めている聖さんと私。
家族ってこんな風に温かいのかな……?
「花月…明日、空いてるか…?」
「特に何もないよ。」
「俺の部屋で…お泊り会しないか…?新しい紅茶が手に入ったんだ。一緒に飲みたい。」
「もちろん!明日が楽しみだな。」
「それならよかった。」
前から思っていたけれど、聖さんのはにかむような微笑みってほっこりするし癒される。
「明日はずっと俺の部屋で過ごそう。俺…男だけど女子会…したい。」
「フフフ…楽しみに待っているね。」
「じゃあ…おやすみ。」
「うん。おやすみなさい。」