テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
『日本!日本〜!』
さっきは逃げられてしまったけれど、日本は自分の家が大好きだから、きっとここにいるはずだ。
日本は玄関で靴を脱ぐ文化があるから、嫌われないようにしっかり靴を脱いで入った。
「い…イタリアくん!?」
日本は、俺が来たことに驚いて目を見開いた。
そんな所も可愛い…
っ今はそんなこと言ってる場合じゃない。
『日本聞いて。』
「…はい。」
驚いていた日本だけれど、俺が話そうとすると座布団にちょこんと座った。
お茶を取りに行こうとする日本を引き止めて、俺は覚悟を決めた。
『俺、日本が好きだよ。』
「私も好きですよ?」
改まってどうしたんだ、とでも言うようにきょとんとする日本。
なんかちょっとすれ違ってる気がする…
『俺は日本のことを、愛してるの…』
顔が燃えそうなほど熱い。
いざ伝えるとなるとここまで恥ずかしいのか。
沈黙が続き、目が会う度に互いに逸らしてしまう。
何これ気まず…
「俺、日本が好きだよ。」
『私も好きですよ?』
何を今更、と思い聞き返す。
まぁ、確かに私も、少し友達の一線を越えかけているような気がしていた。
「俺は日本のことを、愛してるの…」
その一言で、顔がぶわぁっと熱くなる。
何か返しの言葉が必要なのかと迷うが、思いつかない。
気まずい空気が流れ、目が会う度に逸らしてしまう。
私は、勇気をだして口を開いた。
『わ…私も…イタリアくんのことをお慕いしております。』
「日本の言葉じゃよく分からないなぁ?」
分かっておられるでしょうに…!
『イタリアくんのことを、愛していますよ…』
「じゃあ、俺に毎日ミソシル作ってくれる?」
『っ!!…///』
上目遣いを上手く使い、あどけない視線を向けてくるイタリアくん。
わざとなのは分かっている、分かっているが…
この視線に耐えられるわけがないでしょう!?
『もちろんです。』
「!!」
『でも…』
「でも?」
純粋な瞳を向けられ、目を逸らしてしまいそうになる。
それでも、あとから幻滅はされたくないから。
『あなたの期待に答えられるとは限りませんよ。』
「それでもいいよ。」
『そ…それに、嫉妬ばかりしてしまうかもしれません。』
「全部受け入れるから。」
『あと…その…』
これだけは聞きたかった。
不思議そうに私の顔を見つめるイタリアくんをしっかりと見つめ、口を開く。
『私はスキンシップにも慣れていませんし、また逃げ出すかもしれません。』
『こんな私でも追いかけてくれますか?』
「もちろん!」
笑顔でこちらを見て微笑むイタリアくんを見て、こちらまで笑顔になってしまいそうだ。
こんなこと、聞くまでもありませんでしたね。
HAPPY END.『Ci amiamo』
ご視聴ありがとうございました。
本編は終わりですが、番外編はいつか出すかもしれません。
ちなみに、Ci amiamoは日本語で言う相思相愛のようなものです。
終われて本当に良かった…
他の作品も見てくださると嬉しいです。
コメント
4件
この二人まじで好きなカプだから、、口の角度が、消えました(?)どこに行ったのでしょう? それより、ノベルなのに、めちゃわかりやすくて、すごいです😍
ちょ、ついに伏線回収来たわね もうニヤニヤ止まりません流石です☺終わってしまったの、最後まで見れたの嬉しいのか終わってしまって悲しいのか…😭番外編も多分絶対見ます!
19