少しづつ階段を降りていくと人の気配がして思わず足が止まる。
(ほんとに大丈夫?)
(でもおむつないと不安だし……)
オムツをあてていることが会社の人にバレないことを祈りながらゆっくりと入り口に近づいて行った。
「百田さん!」
どこからか呼ぶ声がして振り返ると同じ会社で働いている先輩だった。
(おはようございます)
と挨拶をしたさゆりではあったが内心はドキドキである。
先輩から逃げるかのように
(すいませんトイレに)
と言い離れようとしたが
(わたしも行こうかな今日寒くてトイレ混んでたよね)
と言われてしまった、
来ないでと言えず2人で歩いていると
【談話室】※1
を見つけて
(コーヒー買っていきます)
と言って離れようとした。
が、急に方向転換をし緊張と焦りとで足がもつれ転んでしまったさゆり。
(キャッ)
と前から転倒してしまったので、膝をうちつけしばらく起き上がることが出来なくなっていた。
とおむつが濡れていくのが感じ取れたさゆりはうつ伏せのまま
(おしっこでちゃう💦)
と自然に右手で股間を抑えていた。
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