この作品はいかがでしたか?
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『前世はね、僕達有名な配信者だったんだよ。でも僕達は、前世で二人一緒に。』
…は?俺にはこいつが。叶が何を言っているのか。全く理解出来なかった。
『…なんて、言われても困惑しちゃうよね。』
『ビックリさせちゃってごめん。』
そういって叶は、さっきとは少し違う。悲しそうで、寂しそうな。そんな笑みを浮かべた。
「前世なんか、ある訳ッ」
『あるよ。僕達にも前世があったんだ。』
『君は、前世で僕に言ったんだ。』
『ってね。』
聞こえ無かった。窓から教室に入ってくる風が、叶の長い髪を揺らし、叶の声をかき消した。
「今、何てッ」
『あれ、聞こえなかった?』
『残念。』
「もっかい。」
『もう1回は無いよ。葛葉が言ったんだから。』
『何時でもいい。僕は。何時まででも葛葉を待つから。もう1回。あの声で、葛葉の声で。葛葉の声色で。僕の名前を呼んで。』
『それで。』
「叶…?」
『”叶わない”を”叶える”に変えてよ。』
その時の叶の声は、微かに震えていて。俺が写っているあいつの瞳は。儚くて綺麗な涙を溜めていた。
『ごめん。泣くつもりなんてなかったのにッ。』
『帰るね。またいつか此処で会ったら。』
そう言って廊下に出ようとする、あいつの背中に俺は_
『…待ってろ。絶対にお前の事をまた、この声で呼んで。…変えてやるから。』
『…ふふっ。待ってるよ。葛葉。』
咄嗟にでた言葉だった。だけど、あいつの事は。叶の事は。絶対に、思い出さなければいけない。そんな感じがする。
俺が。あいつの事を、変えてやらなければいけない。
そう感じた。
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この物語は。
私の想像や妄想。
色んな事を詰め込んだ。
二次創作になっています。
警告?が遅れてしまい申し訳ありません。
こんな、下手な作品に手をかけ。
読んでいただき誠にありがとうございます。
まだまだ、この物語は。幕を閉じず。
続いていきます!
これからも、
【花に繋がれ君に染まった。】
を、よろしくお願いします!m(_ _)m
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