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突然の思い付きで書きました
文字ミスがあったらすいません💦
軍パロと言いたいけど軍要素ゼロ
Br,side
僕っていつも思うんだけどね、シャークんって6人の中で1番遅く寝て、1番早起きなの。
だから僕ら軍学校の頃から彼が寝ている所を一度も見たこと無かったんだ。
出会った時から酷い隈が会ったから僕ら寝てないんじゃないかって言ったら本人曰く寝てるらしい。
Shk:「この隈はもう取れないものなんだ」
そうやって、少し苦しそうに笑った顔を見せるものだから、僕らはそれ以上問いださ無かった。
Shk,side
朝、みんなが起きてくる1時間程前の時間に1人で起きる。ベットの上で伸びをして、そこから寝ぼけながらも洗面台に向かう。
鏡を見て、ああ今日も酷い顔だなと思いながらタオルを冷水に浸す。
こんな朝の過ごし方は何年前からだろう…
アイツらと出会う前からだったか…。
そうだ、こんな酷い顔見せられないと思ったから朝1人で起きるようになったんだ。
俺は寝る時にある癖というかそんなのがある。
自分が、寝付くまでのベッドの上で良い寝る位置を探している時に涙がずっと出てくる事だ。
他人に見られたら、引かれてしまうだろう。
しかも、自分は寝つきが悪く、30分程しないと寝付けない。だから30分間訳もなく涙を流し続けている。
おかげで朝は泣きっ腫れた顔で起きているのだ。
先程から冷水に浸していたタオルをそっと目に当てて、腫れを落ち着かせる。
これがみんなの前で寝たくない、寝起きを見られたくない、理由だ。
でも遂にバレる日が来てしまった。
Br,side
僕らは昼下がりのぽかぽかする時間に談話室に6人で集まって久しぶりの休憩でたわいもない話をしていた。
Shk,side
……ヤバい…。昨日、少し徹夜してしまったからか、気温のせいかとてつもなく眠たい…
そう思って居るうちに視界がぼやけてきた。
今ならすぐ寝れそうだ…なんて頭が回らず、俺はすぐに眠りに着いた。
Sm:「うぉっ、」
Kr:「急に声出すなよ笑笑」
Sm:「いや、いきなりこいつが肩に頭当たって来たから、」
NK:「あれ、シャケ寝ちゃった?まぁ昨日夜起きてそうだったしなぁ」
Kn:「俺毛布持ってくるよ、」
NK:「サンキュー」
NK:「てか何気にシャケの寝顔見るの初めてかも」
Kr:「ええっ、俺もなんだけど!」
Br:「僕も〜!」
Sm:「確かに言われてみたら…」
NK:「じゃあシャケの寝顔なんてレアじゃん! 写真撮っとかないと!」
そう言って皆でそろりそろりと近づいた。
Br:「ん?」
NK:「あれ?」
先程は遠目で見たから分からなかったのか、
彼の頬に伝う涙が見えた。
Kr:「泣いてる??」
Kn:「毛布持ってきたよーってあれ?どうしたの?」
NK:「いやなんかシャケの寝顔レアだから撮ってやろうと思って、
近づいたら泣いた後?っていうか涙流した後があって、」
Kn:「ホントだ。でも泣いてたっけ?」
Sm:「すまん、本に夢中であまり見ていなかった。」
Kr:「でも泣いてるなら絶対皆気づくよね。」
NK:「怖い夢見てるとか?でもそれならうなされたりしてそうだけどなぁ」
Kn:「確かに呼吸も荒くないからその線は低そうだね。」
Br:「なんか悩み事でもあるのかなぁ。」
そう言って、彼の黒髪を優しく撫でながら、片方の手で涙を拭う。
NK:「皆でさ、聞いたら嫌がるかなぁ。」
Kn:「これがシャークんが寝顔を見せない理由だったりするのかなぁ。」
NK:「…俺は皆で解決したい。もしかしたら、治し方?というのもあるかも知れないし、」
Sm:「ふっ、そうだな、」
Kn:「そうだね、俺らは仲良しだもんね。」
Kr:「よしなんか色々調べるかぁ〜」
NK:「Broooockはそばにいてあげてよ。1人だったら不安かもしれないし、」
Br:「うん!そうする!!」
Shk,side
んっ、。
Br:「あ、シャークん、起きたぁ〜?」
???
えっとなんでぶるーくに膝枕?されてるの?
なんでなんで?、
あれ、いつの間にか寝てた?、、
不味い、いつも程では無いが目が腫れている、冷やしに行かなくては、
Shk:「ご、ごめん。いつの間にか寝てたみたいで、、、俺ちょっと終わってない書類有るから、」
そう言って、フードを被り適当な理由をつけて立ち上がろうとした時、、Broooockに後ろから抱きしめられた。
Shk:「わっ!!」
Br:「シャークん、ちょっと待って、」
彼は優しい声で話しかけて来る。
Shk:「な、何??」
まずい、目が腫れてるのがバレたか?
Br:「ちょっとだけお話しない?フードは被ったままでいいから」
Shk:絶対バレたってことだ…、
どうしよう皆気味悪いって思ってるよね。
俺、皆からも気持ち悪いって言われたらどうしよう、。
皆からも拒絶されたら俺生きてけない…
Br:「ねぇ、」
Shk:嫌だ、嫌だ、ぶるーく達の口からその言葉は聞きたくない!
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ
Shk:「嫌だ!、聞きたくないッ」
ポロポロ
ダッ、
Br:「まって、シャークん、!!」
「僕は、___して___解だから!」
何かぶるーくが叫んでいる。
俺のはその言葉に耳を傾けることなくその場から全力で逃げ出した。
Br,side
なんで?シャークん逃げていくの?
頭が上手く回らないまま、必死にみんなに連絡するためにインカムを取り出す。
「こちらブルーク!シャークんが目を覚ましたから話そうと思ったら逃げてっちゃった」
「どうしよう?!」
NK:「と、とりあえず探そう!」
Kn:「でも闇雲に探したら時間の無駄だよ!」
Sm:「いや、まて、こちらのモニターで位置確認できる、
今は、、街はずれの川付近にいるようだ。」
NK:「よし、皆でシャケを迎えに行こう!」
Shk,side
はぁっハァッ、はぁっ…。
いつの間にか無我夢中で走り、街の外れにある川の麓まで走って来ていた。
ふーっ。目を冷やすのにちょうどいい、そう思い自分の片方の手袋を川の水に浸し、目に当てた。
もう一度冷静に考えようと思い、川の土手に寝っ転がりながら先程おこったことを思い出していく。
えっと、、そうだ。きっとあの話をされると思って、逃げてきたんだ。
気味悪いよなぁ、寝る時に必ず泣いてしまうなんて…
これからどうしようかな、国追い出されたりするのかなぁ
ポチャン
そう思いながら足元の石を川の水に投げる。
ここ、そういえば夏の頃皆で来たことがあったっけ…。
そうだ。なかむ達と皆ではしゃいで、スマイルもぶるーくに押されて頭から水に入ったんだっけ笑笑
懐かしいなぁ、皆で笑って…
なんて考えながらうずくまって目から溢れ出てくる物を抑えようとする。
ッグズッ、スッ、ズッ、
NK:「どうしたの、シャークん、」
ッ、いつの間に…。耳をすませばいくつかのハァッハァッと肩で息をするような呼吸が聞こえてくる。
ああ、皆来たんだなぁ。
Br:「ごめんね。寝顔見られたく無かった?」「もしそうなら謝るよ💦」
いや、違ッ俺は、俺は。
そうやって、声を出そうとする。
「ケホ、ケッホッゲボッヒューッ」
Sm:「ゆっくりでいい聞かせてくれないか」
どうしよう、素直に言っていいものか?
また、でも嫌われたら怖い…
俺の居場所はもうここにしかないんだっ
でも、コイツらなら….
「俺は、ッ………寝る時に何故か涙かでる…」
「寝付くまで何故かずっと出るんだ…。
昔そのせいで友達と思っていたヤツらに拒絶されて以来誰にも見せていない。
朝も腫れた目になるからなるべく元の顔になるように冷やすんだッ。
寝顔をお前らに見せてない理由がこれなんだ…。」
「ッグズッ」
「おれを、俺を’嫌わないでッグズッ」
NK:「そっかぁ、シャークんは頑張り屋さんなんだね。」
「えっ?」
思わず、その言葉に顔を挙げる。
Kr:「てか誰だよ。その拒絶したヤツ、」
Kn:「こんなに可愛い俺らのシャケを泣かせた罪は重いよ?」
「嫌わないの?」
Sm:「俺らがそんな理由で嫌うと思うか?」
Br:「そーだよ!僕らシャークんがいないとダメなんだからね!
「あ、ありがとう、」
NK:「よし、そうとなれば、今日から6人皆で寝ない?」
Br:「僕賛成ーー!」
Kr:「はぁっ?ったくしょうがないなぁ」
Kn:「シャケの部屋に6人で寝るか笑笑」
Sm:「ん、布団持っていくか」
NK:「よし、そうと決まれば城に帰るよ!6人で!!」
その日、シャークんは初めて皆より早く、
そして皆より遅く起きました。
ですが、朝から洗面台に向かう必要は無くなったそうです。