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「貴方って本当に使えないわね。」
「兄の貴方がこんなんじゃこの家は終わりよ…」
「あの子はあんなに優秀なのに、」
いつもいつも弟ばっかり。
俺がどんなに頑張っても弟は軽々しくそれを踏みにじる…
結局みんな結果しか見ない、誰も俺なんて見てくれない。
「そうだ、あの子に家を継がせればいいじゃない!」
「あの子ならきっとやってくれる、」
「貴方もそれでいいわよね?」
そんなのいい訳ない。
俺のたった一つの願い、それすら奪うの?
それに、あいつは…
『いや…でも、』
「でも、何…?」
まただ。
その目で、手で一体何回酷い目に合わされたことか…
俺を見下す青い瞳が、最低な貴方が大っ嫌い、
でも俺がどんなに言ったって何も変わらない…
ならいっその事、何も言わずに従うべきだ。
だって俺は貴方とは違うから、そう、思いたいから。
『いえ、何でもありません、お母様……』
nk視点
またこの夢…
怖い、戻りたくない、
…だめだ、今はこんな事考えてる暇なんかない、
親友を助けるのが先でしょ、?
何も言われてないけど見てればわかる、
だって最近のキントキは何かおかしい…
ずっと何か考え込んでいて、俺と話す時でさえも上の空。
授業中も、ご飯を食べる時も、一点を見つめてる。
ねぇどうしたの?、
こんなのキントキじゃないよ、!
いつも優しくて気が配れるしっかり者…
今はそんな面影もないよ、笑顔が消えて、自分の事で精一杯って感じ。
nk「ねぇ、何かあったんなら話聞くよ、?」
って言っても
『ナカムには関係ないから。』
の一点張りで何も話してくれない、
ねぇ、キントキこのままじゃ壊れちゃうよ…?
俺じゃだめなの、?
関係ないなんてそんな訳ないじゃん、親友でしょ?
少しぐらい頼ってよ…!
nk「待ってて、絶対助けるから…。」
『…w、へぇ〜?』
『いいこと聞いちゃったかも、』
謝罪
期間空き過ぎててすみませんでした!!
3年生忙しいんですよ(言い訳)…
br受け短編集でも作っとくので許してください、現在プリで集計中です。
明日も nk編 投稿します😭
コメント
3件
忙しいのに明日も出してくれるんですか…?!楽しみだけど無理しないでください🙇