🪶「スーーーーッッきゃーーーーーーーーー!!!!!」
もうわかったでしょ?
“カッターキャー”
だって。
いじめを受け始めたと思ったらこれですよ。
ただ、ここにおいても言えること。
百聞は一見にしかず。
あの大声だとmnたちもここにくるだろう。
噂で聞いたら信じてくれるだろうが、
いくら作られた場面(え)だからと言って、
見せられたら信じるしかない。
みたものが事実だと思い込む。
だったら、なってやろうじゃないか。
最強のヴィランとやらに___。
しばらく経ったあと、扉の方から足音がバタバタと聞こえてきた。
🐷「…ッッ⁉︎⁉︎」
🦍「q…n、ッ?」
🍆「おい…どーゆうことだよ…ッ」
⛄️「…ッ」
衝撃的な状況に誰も声にならない悲鳴をあげている。
周りから見れば、血のついたカッターを握りしめた俺と腕に血がたれている🪶の2人きりだ。
いやでも状況を飲み込まされるだろう。
…ヴィランらしくいなきゃ…ッ
それが…、みんなを守る、最高の手段だから…ッ
🍌「どーゆーことって…、ッwみたらわかるでしょ?、w」
ダメ…ッ笑わなきゃ…!
なんで…なんで…ッ!
自分がいじめられている時には、一回も出てこなかったのに…ッ
どうして…ッ、みんなを裏切らなきゃいけない時に…ッ
涙が…ッ出てくる、の、ッ?
🪶「ヒック私…ッqnくんに…切られ、てッ…」
🪶は演技が上手い…なぁッ。
俺もヴィランでいなきゃ…ッ
もっとちゃんと…ッ演技…しなきゃッ
🍌「立ち止まってないで…さっさとどっか行ったらッ?」
もっとヴィランらしく…!
みんなを守るためにッ…
🍆「qn…、うそッ」
🍌「嘘じゃないッすよ?bnさん、w」
笑え…
それだけで4人を守れる…ッ
笑うだけでッ
🪶「保健室…ッいってもいい、ですッか、?」
あの演技を見習え…ッ
こんなんじゃみんなが…ッ
🦍「あぁ…うんッ。🪶、行こっか…」
この場に残ったのは、俺とorくん、mnの3人だった。
🍌「orくんとmn…いや、あんたらは行かなくていいの?w」
自然に…笑えてる、かな、
今2人を見たら泣いちゃいそうで…背を向けながら声をかける。
🐷「あれ…本当にqnなのかッ?」
🍌「…俺ッ以外に、誰がいるんだよッw」
⛄️「声…震えとるんよッ?」
…演技…できてなかったかッ
4人のこと…守れなかったかな、
🍌「百聞は一見にしかず…2人が見たものが事実なんじゃないッ?」
できるだけ声の震えを抑えながら会話を続ける。
🐷「灯台元暗し…それは今“信じること”だと俺は思うッ」
…行ってよ…ッ
じゃなきゃ…ッ
飛び降りれないじゃん…ッ
🍌「いいよッ行ってよ…!!」
⛄️「…行けんよ、大事な仲間をおいてッ」
🍌「じゃあもういい。俺は…逝くからッ」
🐷「qn!?」
フェンスに手をかけた時、mnは気付いたのだろう…
まぁ、それももう遅いのだけれど…
🍌「dzさんとbnさんに俺のことは忘れて幸せになれ…って、伝えてね。」
🪶との約束。
4人に手を出さない代わりに俺が消えること。
これで約束を果たせる…ッ
🍌「みんな…ッごめんね、?守ってあげられなくてッ」
バイバイ
⛄️「qn!!」
そんな声はもうほぼ聞こえなくて。
宙に身を浮かせた俺は、今までで1番穏やかな顔だったと思う。
君たちに見守られながら逝けるなんて…ッ
大好きな人から見守られながら逝けるなんて…ッ
やっぱり俺は…幸せ者だったのかもしれないな…ッ?
俺はブレザーに入れておいた4色の手紙を握り締め___。
コメント
52件
え、好き こういうのほんと好き😭😭 これで駄作なら私の小説全部駄作になるじゃないですか((( 最高すぎるって✨️✨️✨️
駄作?え?最高すぎんか あと菜々音さんの小説はいつでも最高です!!!駄作なんかじゃないです!
速報⇢駄作とは ななちゃんが書いたの駄作なわけないじゃん!?神じゃん!