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☃️side

チュンチュン

冬ももう終わって暖かくなってきた。

でも、僕の心はまだ冷えたまま。

僕が活動休止をして約2ヶ月。その2ヶ月、生きた心地がせぇへん…

プルルルル

そんな音を立てて僕に通知を教えてくれるスマホを手に取り、送り先が誰か確認する。

⛄️「qn…、?」

🍌「あ、orくん!今日さ…dzl社オフィス来れる、?」

…なんやろう、

そんな疑問を抱きつつ、了承する。

🍌「…!ありがとうっ、オフィスで待ってるねッ!」

前と変わらないように接してくれるのはqnだけで、でもその優しさが時々辛く感じる。

ただただ、重い腰を上げオフィスに向かう準備をした。


🍌side

もうすぐorくんがくる時間。

⛄️「…こんにち、はッ」

その声は、前のorくんからは想像できない、すぐに消え去ってしまいそうなほどか弱くて、震えた声だった…

そりゃ、怖いよね…ッ








先日街中で起きた殺人未遂事件の犯人に…仕立て上げられちゃったんだもんッッ










そんなん外に出るのも人に会うのも怖いでしょ?

🍌「orくん…、何回も言うけど…俺は味方だから。orくんがやってないって、信じてる。」

それでもやっぱり怖いものは怖いよね、

なんて後から付け加えて。

でもこの2ヶ月間、dzl社がdzl社じゃないみたいで…

dzさんたちも、orくんを活動休止にさせたとはいえ、心のどこかではorくんのこと信じてるんだと思う。

いつものみんなじゃないんだもん…ッ

⛄️「僕なぁッ?もう怖いんよ…ッ」

そんな言葉から話し始めたorくんの言葉には一つ一つ心にずっしりくるような重みがあって、正直自分1人で受け止め切れるのか不安だった。

⛄️「やってもない罪着せられて…迷惑かけちゃうから活動も休止してッ!でも…ッ僕はみんなのこと大好きやからって…ッ、自分に言い聞かせてた。でもなッ、大好きやから…この2ヶ月間生きた感じがせぇへんのよ…、」

どの言葉にもorくんの感情がのっていて…


ガチャ


🦍「orくん…ッ、もういいからさ…ッ」

🍆「俺らと一緒にッ、また活動しない、?」

そんな言葉をかけるdzbn。

でも…、今のorくんは何も信じられない…ッッ!!

⛄️「ごめッなさ…ぃ!」

それだけ吐き捨ててこの場を走り去っていく。

今すぐ追いかけなきゃ行けないってわかってる。

🐷「orくん…」

🍌「何してんすか!?早く追いかけないと…ッ!」

🍆「なんでッ、?」

🦍「今のorくんは、何を言っても言葉が届かないよ…ッ」

🍌「違いますッ!」

そう叫びながら俺は自分の腕を見せつけた…















俺の腕には無数の古傷。

















🍌「あぁ言う時は…ッ!リスカ、したく…ッなんだよッ‼︎ポロポロ」
















俺も嫌と言うほど…その辛さを知ってるから…ッ

やりたくなる気持ちも…痛いほどわかるッ。










でも、









絶対に

___傷つけさせない。







もう…、

手放せない…ッ

思いつきの1ページ   〈二次創作短編集〉

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136

コメント

28

ユーザー

またまたアンダーバーに題名当てはめて読んでねっ!

ユーザー

🍌ー!!! 🍌かっこいい✨️✨️✨️ 殺人犯に仕立てられるなんて絶対辛いよね🥲‎

ユーザー

病み系ね… 病み系とか私が無理そうなジャンルしてる〜、!笑笑

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