テラーノベル
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振られるとは思ってもみなかった。
みんな優しく、受け入れてくれると信じていたのである。
だが、違った。
みんな心の中では酷い。
個人個人の想いなんて塵よりも儚いものである。
私は同性愛者である。
男を愛すのである。
男の肉体、ヤンチャな精神、それこそ私が求める性欲なのである。
私は同じクラスの男を好きになった。
彼は柔道を習い、普段休み時間には友達とよく取っ組み合いをしていた。
よく怒られていた。
周りはそれを面白く見ていたが、私はどうもときめくばかりであった。
そんな彼に思いを打ち明けた。
出会ってから一年のことである。
だが彼は私を見向きもせず、去った。
彼は私に何も返事をくれなかった。
そのことを思うと苦しいのである。
いや、苦しいだけでは言い表せぬ、自分の思いを投げ返されたような、
その思いがそのまま心臓に突き刺さったような、そんなものである。
#仮想現実
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