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俺と風香の喧嘩が終わって、俺達はある場所にたどり着いた。それは、渋谷で1番有名な「渋谷10●」だ。実は、俺と傑は服を買う為にここに来たのである。風香はその建物を見た時、迚驚いた顔をしていた。どうしたんだ一体?
悟「驚いてどうしたんだ風香?あまりの高さに驚いたのか?」
俺がそう言うと風香は俺が予想していたことと違うことを言った。
風香「ううん、生まれて初めてここに来れたので迚驚いちゃったの。ありがとう悟さん。 ☺️」
悟「あ、あぁ、まあな。💦」
風香にお礼を言われて、俺は風香と傑にバレないように若干冷や汗を浮かべる。俺は風香の今の発言を聞いてまた考え始めた。どうやら風香は「渋谷10●《ここ》」に来るのは言い方からして初めてのようだし、東京のことは全く知らない口振りをしている。つまり、風香は東京生まれではないと言うことが理解出来る。(因みに、俺の生まれは京都だけど、細かいことは指摘すんじゃねぇぞ。💦)俺が試行錯誤をしていると、建物の中に入ろうとしている傑が俺に話しかけてきた。風香は傑の隣で俺の方を見ていた。
何だろう、風香が傑と隣になっているとイライラして仕方が無くなるんだけどよ…。💢
傑「悟〜!早くしないと私と風香ちゃんで入っちゃうよ〜!!💦」
傑にそう言われた俺は、直ぐさま2人の元へと駆け寄った。
悟「あ、やべ!!わりぃ、待たせちまって!!💦」
風香「ꉂ(´꒳`♡)クスクス」
俺が傑にそう返事をすると傑の隣に立っている風香は、俺と傑のやり取りで思わず笑っていたのだった。
建物の中に入った俺達は、まず先に服屋を見ることにした。理由は、冒頭でも触れたが俺と傑の新しい服を買う為だ。しかし、俺と傑は大問題に気付いてしまった。それは、女子である風香はどうしたらいいのかだった。本来、俺と傑の目的はメンズ服を買うことなのだが、初めてこの場所に訪れる風香はレディース服を置いている店など分からない為、迷子になってしまう可能性が高いだろう。💦他にも、レディースとメンズを置いている店を探したい気持ちも山々だったが、夏休みで人の数が多く、風香の場合は背が低い為人波に飲まれてしまうケースも高いだろう。俺は傑に風香をどうしたらいいのか話した。
悟「なあ傑、風香はどうするべきなんだ?💦」
傑「どうするって、そりゃあ風香ちゃんは私達と一緒に居るべきじゃないかい?風香ちゃんが1人で服を見ている時に、変な輩にナンパされたりしたら大変じゃないか。」
悟「あ、あぁ、そうだな。風香〜、お前は俺と傑の側から離れないようにするんだぞ。」
風香「うん、なるべく離れないようにするね。」
俺が風香にそう言うと、風香は俺の指示を聞いて頷いた。風香って人から聞いた事は必ず行うが、だいたい人頼みなんだよな。その性格さえ無ければお前は可愛いのによ…。俺はそう思い乍、傑と風香と一緒に店内を回ることにした。