あれから何分が経っただろう。
「ゥ…ア…」
オレはそんな小さなわめき声しかあげられず、
されるがままにただオレは殴られ続けていた。
いつまで続くんだろう…オレがそう思っていると
オレをこの状況から救い出してくれるヒーローの声が聞こえた。
「君たち…何してるの…?」
その人はいつもと違う、冷たい声でそんな言葉を発した。
「なっ!?なんでここに!?」
先頭に居た女子がそんなモブのような言葉を発する。
「ねぇ…君たちなら知ってるでしょ?」
「その子…俺の大切な人なんだ…」
「だからやめてくれる?」
彼はいつにもないような、冷たい声と少し不気味な笑顔でそう言った。
「クソッ…!」
その女子達は、そんな捨て台詞を吐き、去っていった。






