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kn「…….ここどこ、?」
???「あ、きんとき!」
kn「え……?」
???「俺達のこと、覚えてる?」
kn「な、なに……」
kn「覚えてるって、俺……」
kn「初対面……」
???「…….へぇ、」
そう俺が言った瞬間、黒いナニカが俺を襲いかかった
kn「やだッ…..なんでッ……!」
???「何も、覚えてないの….?」
???「その、腕の傷も……?」
kn「ぇ……?」
腕の、傷……?
俺が腕に目線を向けると、俺の肌は黒く染まっていた
kn「なに、これッ…..意味、わかんないッ…..!」
???「ねぇ、酷いよ…..」
???「忘れないで…..」
???「キミは、思い出さなきゃ」
???「彼らのことを、」
その瞬間、景色が変わり
公園があった
???「あははっ!きんとき早いよ〜!」
『えっへへ、俺足早いもん!』
???「僕も足早くなりたーい!」
『教えてあげる!』
kn「なに、これ……」
幼い頃の俺と、子供が遊んでいる
子供の顔は、黒く塗りつぶされていた
『ひどいね、おにいちゃん』
kn「ッ…….!」
子供の俺がそう言うと、景色が学校に変わった
mb「きんときってうざいよな」
mb「わかる、勉強勉強ってうるせぇし」
mb「自分が1番賢いとでも思ってんのかな?w」
mb「ありえるw」
『…….泣いちゃだめだ、泣いちゃ、だめ』(ポロッポロッ
kn「……中学でも、こうだったんだ」
“初めて”知ったな
???「おい!」
mb「あ?お前、なかむじゃん」
nk「きんときの悪口言うなよ」
nk「きんときはお前らより、ずっっとがんばってんだわ」
nk「お前らみたいな努力してない奴らが言うな」
『なかむ……?』
nk「きんときっ!行こっ!」(ニコッ
『……うんっ、!』
kn「……そんな友達がいたんだ、」
kn「いいな……」
『自業自得だよ』
kn「…..ッ、さっきからなんでッ、!」
頭がだんだん重くなっていく感覚がする
気分が悪くて目を瞑り、悪夢が終わるまで待つ
『……ねぇ、なにしてるの?』
kn「は……?」
同じ姿の俺が、俺に喋りかけてくる
『お前のせいで、俺も”あいつら”も苦しんでる』
『最低だな、お前は』
kn「さっきから”あいつら”ってなんなんだよッ….!」
『覚えてないんだな、友達なのに』
『それとも、お前にとって友達はそんなものだったのか?』
kn「友達とか、そういうのわかんないよ…..ッ」
『お前は、”あいつら”をなんだと思ってる?』
『ただの他人?それとも、都合の良い人?』
kn「だからッ…..“あいつら”って誰なんだよ….ッ!」
『そのうちわかるから、いつも通り過ごせ』
そう言って、もう1人の俺は闇の中へ消えていった