コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
学校
kn「はぁ…….」
mb「どうした?ため息ついて」
kn「いや…..変な夢見てさ、なんか知らない友達?が出てくる夢なんだけど」
mb「知らないなら友達じゃねぇだろw」
kn「そうだよなぁ…..」
俺は、友達を忘れてる?
そんなこと、あるわけないのに…..
ドンッ
???「わっ…..!」
kn「あっ、すみません……!」
kn「あれ…..?」
茶髪に、パンダのフード…..
kn(夢の中にいた……)
kn(確か、”なかむ”さんだっけ…..?)
???「ぁ……」
nk「えっと….俺、なかむっていいます!」
nk「友達と転校してきたんですけど…..職員室の場所がわからなくて…..」
kn「あ、俺でよければ案内しましょうか…..?」
nk「ありがとうございます….!」(ニコッ
kn「……..!」
あの夢と同じ……
kn「そういえば、友達は…..?」
nk「えっと…..俺が少し遅れてしまって…..」
kn「なるほど…..?じゃあ、案内しますね」
mb「じゃ、俺先行ってるわ!」
kn「あ、わかった!」
nk「….あの、きんときさんですよね?」
kn「あ、はい…..!」
nk「よかった…..」(ボソッ
kn「?」
「よかった…..」ってなにがだろ….
職員室
コンコンッ
ガラララララッ
kn「失礼します、転校生を連れてきたんですけど…..」
???「あっ!なかむ!」
???「ぇ……!」
職員室にいた
背の高い、赤いフードを着た男の子は
俺を見て、驚いた様子をしていた
nk「ぶるーく!」
ぶるーくと呼ばれた人は、なんだかふわふわしている雰囲気をしていた
br「よかったぁ….!遅れたの僕だけかと思ったよぉ〜….」
br「あ!なかむ僕と同じ2-Bだって!」
nk「まじ!?」
kn「えっと….俺も、同じなんですけど…..」
kn「一緒に行きますか….?」
夢に出てきた人が目の前にいると、少し気まずい感じがする
nk「やったー!」
br「えっへへぇ~、よろしくね!きんさん!」
kn「あ、はい……っ!」
すごく馴れ馴れしいのと、きんさんと呼ばれて戸惑ってしまった
きんさんと呼ばれたのは初めてなのに、なぜか少し懐かしい気がした
教室
kn「…..あー、ちょっと待っててもらえますか?」
kn「ごめんなさい、遅れました!」
先生「あぁ、きんときか….何をしていたんだ?」
kn「転校生を案内していて遅れました」
先生「あぁ、すまないな…..きんときは座ってくれ」
kn「はい」
先生「では、転校生の人達入ってくれ」
ガララララッ
nk「甘党のなかむですっ!よろしくお願いします!」
br「ぶるーくです〜、寝るの大好き!」
先生「じゃあ…..なかむはきんときの隣で、ぶるーくはきんときの後ろで」
kn「え?」
俺の周り空きすぎじゃない…..?
nk「よろしくね!きんとき!」
br「よろしくね〜」
kn「あ、うん…..」
kn(ついタメ口になったけど….なんか、こっちの方がしっくりくるような…..)
俺のこの気持ちの正体は、誰も教えてくれない