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もう神すぎる、、
第二話
注意書きは第一話をご覧下さい。
昼休み
学生「王子〜!一緒にご飯食べませんか〜?」
水「ごめんね、紫ちゃんたちと食べる約束してて…」
学生「わかりました!それではまた今度一緒に食べましょ!」
水「うん、約束ね」
学生「はい!✨」
紫「明日は違う子と食べるんか?」
水「うん、結構予約入ってて」
赤「一緒にお昼食べると人予約入ってるってなかなか言わないよねw」
紫「やなw王子ならでは!!」
水「そういえば、あの先輩も誘われてたりするのかな」
赤「あの第2王子?ないない。あんなに性格悪そうな人王子って呼ばれてるのも不思議なくらいだよ」
紫「う〜ん…根は優しかったりするんちゃうか?モテてるってことは」
水「そうかもね〜……あっ紫ちゃん!髪の毛がお弁当に入っちゃう!!」
紫「んぐっ!?…あぶなっ、教えてくれてありがとう水ちゃん」
赤「髪の毛縛んないの?」
紫「めんどくさい☆」
赤「んじゃ切れ」
紫「それもめんどくさい☆」
赤「んじゃもう赤どうなっても知らなーい」
赤「弁当に髪の毛入ってしまえ!!」
紫「変な呪いかけんといて?!」
水「あはは」
赤「うわ笑う顔までイケメンだよ」
紫「(°⊿°`)ケッイケメンになりやがって 」
水「おい?」
3年教室
桃「青ー、一緒に食べよー!」
青「ええで」
黄「俺も混ぜてや〜!」
青「…そういや今日、あの王子に会った」
桃「水っち?どうだった?かっこよかったでしょ!?」
青「女なんやな。てっきり男かと思っとったわ」
黄「勘違いも無理ないよな。身長高いし、顔整っとるし」
黄「身長なんてほぼ俺と同じなんやで?腹立つわぁホンマ」
桃「でもでも、ああいうモデル体型の女の子かっこよくて好きだよ?」
青「そんな事言っておいてお前、彼女居るんやろ?」
桃「うん!マジで赤可愛いんだよね〜♪」
黄「また始まったわ惚気話(笑)」
青「言い始めた俺がバカだった」
桃「黄だって紫ちゃんが居るでしょ!?」
黄「せやで?紫マジでかわええ」
青「桃と同じこと言っとるで」
黄「あぶなっ桃と同じになるところやった」
桃「酷いぜ?」
放課後
紫「ごめんな水ちゃん!今日黄くんとデートやねん💦」
赤「赤も桃くんも帰る約束してて…💦」
水「気にしないで、楽しんできてね♪」
赤「うわ返し方までイケメン」
水「はいはいわかったから(笑)」
紫「じゃまたな〜!」
水「また明日!」
水(家に帰ってもやる事ないし、学校に残って勉強してようかな)
水(今帰ったらみんな寄ってくるし)
水(今日はバイト……ないしね…)
2時間後
水「…」←寝てる
ガラガラ
青「失礼します。〇〇先生いますか…」
青「…」
青(寝てるの…王子か……?)
青 スッ…←近づく
青「……こうして見ると、顔整ってんな…」
青(そして、なんかオーラ放ってる気ぃする)
水「ん……んぅ…」
青「!」
水「あれ……寝ちゃってた……?」
青「悪い。起こして」
水 Σ(・ω・ノ)ノ
水「な、なんで……!?」
青「先生に用があったから来ただけ」
青「お前こそなんでここにいるん?」
水「勉強しようと思って残ってたんですけど……寝ちゃって…」
青「ふーん……普段寝てへんの?」
水「昨日はたまたまバイトが長引いちゃって、1時間くらいしか寝れてなくて」
青「お前…どんなバイトしてるん……? 」
水「それは…………」
青「危ないバイトちゃうんか?」
水「…… 」
青「…なんか言えや」
水「……誰にも言わないって約束してくれますか?」
青「どうだかな。それはお前次第」
水「……ウチ…貧乏なんです」
青「王子なのに?」
水「それは…見た目の話じゃないですか」
水「親の給料だけじゃ全然足りなくて…」
水「僕も、最初はレストランとかで働いてました」
水「それでも足りなくて……」
水「親に勧められたバイト先が…」
水「……体を売る……所で……」
水「もう1年くらいしてます……」
青「他の人には言ったんか?」
水「言ってません。友達にも」
青「……はぁ…」
青「辛くないんか?」
水「…辛いです。出来ることなら……もうやめたい」
青「…じゃあ俺がやめさせてやる」
水「…え?」
青「俺、誰にも言ってへんけど金持ちやから」
青「お前を救って、日常的に出る作り笑いも、本物の笑顔にしてやるよ」
水「……先輩の方が王子ですね」
青「第2って言われるのが嫌やねん」
青「なんかダサない?」
水「そんな事ないですよ」
水「それに……僕にとっては1番の王子なんで」
青「!」
青「……そ」
青「今日はもう帰れ。下校時刻や」
青「バイトに行くなよ」
水「はい。ありがとうございます」タッ
青「……はぁ」
青「あれはズルいわ…////」