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──────いえもん視点──────

彼ら人外ハンターが去った後、しばらく俺達は動くことが出来なかった。いわゆる放心状態、というやつだろうか。無意味に時間が過ぎていく。しかし、そんなことが気にならないほどのショックと衝撃を受けた脳が簡単に再起動することは無いだろう。

耳には誰かのうめき声が聞こえるが、それを気にかけていられるほど自身に対して余裕はなかった。

(ウパさんを…殺した。)

俺の行動はウパさんを殺したと言っても過言では無い。そう、殺したのだ。仲間を。良き友人を。戦友を。

その事実と後悔が俺の心にのしかかる。最後に残ったのは虚無であり、現実逃避に近い。

…たくさんの人を殺した。無能力者も、能力者も関係なく。人外も、人間も関係なく、等しく殺した。そんな汚く、薄汚れた俺という罪人も、仲間には弱いようだ。仲間の死は、俺の死よりも重いようで、俺という罪人にはふさわしい罰なのかもしれない。

…誰を失ってもしょうがない。そんなことを思っていたはずなのに、大切ではなかったはずなのに。しょうもないことで笑って、お茶飲んで、一緒に戦って、誰よりも人間くさくて…。

後悔は尽きない。絶望と悲哀が思考に絡みつき、離れない。なんで、善人が罪人と呼ばれるのか、もしも、あの立場が俺だったら──────


「…あ、やっと呪文が解けました。」


突然俺の思考に横入するように声を脳が認識する。俺は先程まで、の記憶を遡る。あぁ、俺がウパさんを──────


「皆さん大丈夫ですか?」


どうやらその声はれいまりさんのようでいつもより少しトーンをあげた声で全員に声をかける。

返事はない。全員が先程の会議で思うことがあるのだろう。集中のし過ぎもあるかもしれないが、誰も言葉を持たず、返さなかった。


「切り替えましょ!こんな所でしょげてても意味ないですから!」


れいまりさんは笑顔を振りまく。しかし、笑顔と言ってもいつもよりかは表情は暗く、かげりを帯びていた。


「お前は…あぁ……俺…は、ぁ……。」


ルカさんの嘆きに近い声がれいまりさんの言葉に返事をするかのように漏れ出す。多分、この中で1番辛く、きつい傷を負ったのは間違いなく彼だろう。


「…はぁ、しゃぁねぇなあ!おらよっと!」


ラテさんが髪を乱雑に掻き、いつもよりも少し、大きな声を出し、注目を集める。

ラテさんは椅子から降り、2、3回地面を蹴って数メートル先へと着地をする。その勢いを残したまま、空中で一回転すると共に人差し指で思いっきり空を切る。それと同時にラテさんの人差し指の先端から赤く、白い光がまっすぐ宙へと打ち上がる。


──────パァァァァァアアン


そんな音ともに、光の集合体のようなものが空中に円を描くように広がり、しかしすぐ消える。キラキラと輝くそれは思わず目を見張るものがある。


「綺麗…」


レイラーさんもそれを見たらしく、そんな言葉をこぼす。

ラテさんは得意げにこちらに戻ってくる。そうして、先程の光の集まったものについての説明を行う。


「これは『花火』。まあ、名前の通り炎を散らしたもの、と思ってもらえれば…。綺麗でしょ?みんな元気出た?」


これはラテさんなりの気遣いらしく、強気な笑みを浮かべながら俺達にと話しかける。みぞれさんやレイラーさん、ぜんさんなどは先程までの暗い表情からキラキラと輝く笑みの表情を浮かべる。八幡さんは元々無表情だったが、少し口角が上がったような気がする。めめさんは顔には出ていないものの、目はキラキラと輝き、それに夢中だったことが知れる。ルカさんは、先程のうめき声は途切れていた。


「素敵な気遣い、ありがとうございます。」


めめさんが全員を代表したかのような言葉をラテさんに送る。


「どういたしまして!まあ、これは私が見たかっただけなんですけど…。まあまあ、これは一生感謝してもらわないとね〜?」


ラテさんが恩着せがましいことを言っているが、本音ではないだろう。こんな時まで正直に言わないとは…言っていることが2転3転しているところを見るに、慌てて取り繕っているのが見て取れる。わかりやすい。


「待ってください!?私の時誰も反応しませんでしたよ!?」


れいまりさんだけが納得がいかず、俺達にブーイングを起こす。口々にまあ、れいまりさんだから…なんていえばれいまりさんは不満顔で納得がいっていないことが分かる。

…まるで、いつもの日常に戻ったかのように重い空気をまとった空間は一瞬のうちに火を灯したかのように明るくなる。


「…」


ルカさんは無言で机の上に落ちた羽をひろう。白く、ふんわりとした黄色の光を帯びた羽1枚を大切そうに懐へとしまう。それは、ひな…ヒナさんが落としていったものであることが分かる。


「少し、失礼します…。考えたいことがありますので。」


そう言って逃げるように部屋から抜け出す。ガンマスさんは直ぐにその後を追いかける。


「今の状態で1人にするのは忍びないのでついて行きます!少し席を外します────!」

「ちょっガンマスさ〜ん!?」


れいまりさんの制止の声も聞かず、ガンマスさんはルカさんを追いかける。先程までの談笑の雰囲気は若干濁ってしまう。しかし、それ以上の人数で追いかけても意味が無い、という話になり、しばらくの間はそっとしておくことになった。



























ここで切ります!ルカさん立ち直れますかね?いや、無理か、はっはっはっ…。すみません。調子に乗りました。なんか、完結しそうで完結しない…そんなもどかしさを今感じてます。ちょっと時間ないのでここら辺で雑談タイムも切ります

おつはる!

一明日を見るためにー

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コメント

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ユーザー

まあ…レイマリさんだしな〜

ユーザー

マジで展開が読めないんだが??は?楽しみだが?(理不尽)

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