テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

──────いえもん視点──────

ガンマスさんとルカさんが去った後、俺達はとりあえず状況整理をすることになった。


まとめたものをメモに残す。


1、今までの記憶が消されている可能性がある。

理由⋯メテヲさんがこの記憶は消さないという発言→記憶を消すことが出来る

実際に俺がダークを圧倒したことを一時的に忘れていた。


2、ウパさんが自らを罪人だと認めた

理由⋯ラテさんいわく、ウパさんが罪人になるようなこと(殺人以外)はしていないとのこと。また、その殺人も全て正当なものが多い。

また、村の子供たちの面倒を見ていた時期などもある


3、何故か人外ハンターはめめさんを狙っている(可能性あり)

理由⋯メテヲさん達人外ハンターがウパさんを代価に出すほど欲しがっている。

わざわざ足を運び、交渉しに来た


わかったことはこれぐらいだろう。また、この会議でうまれた疑問もメモしておく。


ひなさんが本当に天使なのか疑惑

羽や天使の輪くらいでしか天使と証明することが出来ていない。また、天使がわざわざ会いに来るとは考えにくい。何故ならば聖職者などの神を信じるものが少ないため(根拠はあまりない)


ウパさんはなんの罪だったのか

ウパさんが認める程の罪が何か分からない。また、やっていたとしてもラテさんなどが知っているはずでは?という疑問


そして、これは俺の中での疑問なのだが、他にも裏切り者がいる説。

この人数を騙し切るのは至難の業のはず。もう少しくらい裏切る人数がいるのでは?

…しかし、これを言ってしまうと、疑心暗鬼となってしまい、なき崩しにやられてしまう可能性や、これが目的の可能性もあるため、言い出すことは出来なかった。


「──────こんな感じでしょうか?」


ここまでまとめるとめめさんが全員に目を配らせる。


「そうですね…。」


それに答えるのはぜんさんで、じっと宙を見ている。何かを考えているようで、少し肩苦しいオーラを感じた。


「師匠が狙われている理由…多分ですけど、師匠を拐えばめめ村が簡単に終わるって思ったからじゃないですね?」


レイラーさんがそんなことを言うと、八幡さんがだんまりしたまま、首を横に振る。


「それならめめさんの記憶を消して操ればいいだけじゃない?」


八幡さんがそう言うと、レイラーさんがなるほど、と納得したかのような表情を浮かべた後、また難しい顔に変わる。


「じゃあなんでしないんでしょうか…?」


レイラーさんの疑問を重ねるようにみぞれさんが疑問をつぶやく。それに答えるのは張本人であるめめさんだ。


「私がその能力が効かないからです。」


サラリととんでもないことをカミングアウトするめめさんに俺達は全員めめさんをいっせいに見つめる。めめさんは、私なにかしちゃいましたか?みたいな表情をしていたが、その表情をしたくはないが、今ではないだろう。


「なんでそれ言わなかったんですか!?」


ラテさんがすぐにそれに噛み付く。悪意はなく、ただ驚きと疑問が口走っただけなのだろう。ラテさんが言わなければ俺も似た言葉を口走ることだった。


「いや…そもそも皆さん効いてたんですか?」


そんな言葉を聞いて、ほとんどの人が呆れ顔を浮かべる。少し天然がすぎる。困ったものだ、なんて思う。


「あれ?じゃあれいまりさんはわかってたんだですか?」


茶子さんがこ首を傾げながられいまりさんに向き直る。俺達も言われてみれば、などと思いつつれいまりさんを見る。

俺は知っていたが、よく考えて見たられいまりさんは他の人に言っていなかったような気がする。

しかし、れいまりさんはあまりそういうことを言いたくない、そんなことを言っていた気がする。さて、これをどうやってくり抜けるのか。知っているものからすると少し面白く感じてしまう。


「私ですか?普通に分かりませんでしたよ?」


れいまりさんがすっとぼけたような反応をする。しかし、それを見逃すほど、この村は甘くない。


「心読めるんだからわかるんじゃないかしら?」


菓子さんがれいまりさんを問い詰める。意外な人から問い詰められていているのに、れいまりさんは焦りの顔ひとつ見せずに、だるそうな仕草をして、全員を見つめる。


「皆さんの思っていることすら嘘をついていることが多いじゃないですか…!!そのせいで判別がつかないんですよ!!」


怒ったかのような仕草を周りに振りまく。それに皆が納得する。

…嘘をつくのが上手い。そんなことを思う。

れいまりさんは俺にだけ向けて舌を小さくだし、ウィンクを決め、口に人差し指をおく。一瞬、悪魔のようだ、なんて感想を抱くが、その発想はすぐさま取り払う。悪魔なんて存在するわけが、また、いたとしても身近にいるわけが無い、そう思い、考え難い現実から逃げることにした。

…多分、考え過ぎだが。





















ここで切ります!めっちゃ遅れました!許してください!夕食作るのめんどくさいな、と思って渋ってたら食べるの遅くなって、で、いつもだいたい食後に書いてるんですけど、まあ、後倒しになってしまい、結果遅れました。許して…

てことでさっさと切りますおつはる!

一明日を見るためにー

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

122

コメント

20

ユーザー

本編全く関係ないけど夕食作ってるの凄いな・・・料理できません対戦ありがとうございました

ユーザー

いえもんさん…ほんとにそう思うか? 身近な所にヴァンパイアとか地獄の番犬とか悪魔らしいやつら居るぞ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚