テラーノベル
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「ごめん、急に泣いて…。」
「いえ。あんなことがあった後ですから…。」
アキラの前で泣いてしまったことが恥ずかしくって、目をそらしながら謝る。
アキラは気にしてないのかいつも通り接してくれた。
「アキラはそのままでいて。」
「はい?」
「あ、いや。何でもない。」
きょとんとしているアキラ。
口が滑ったなぁと思っていると保健室の扉が開いた。
「話付けてきたよ。」
「美園。」
セラおが入ってきた。
「っ、雲雀‼‼」
その後ろから奏斗が入ってくる。
「っ」
怯えたオレを守るようにアキラが前に出た。
「何の用です?」
「僕、雲雀に謝りたくって…。本当にごめん。あんなまねして…。」
一人称が俺から僕に戻っている。
俺がいなくなった後になんかあったのか?
「…。いいよ。奏斗と仲が悪くなりたいわけじゃないし。」
「よ、かったぁ…。」
「ただ、俺を束縛するようなことはやめて?」
「…。善処します。」
「善処ってなんだぁ??ま、いっか。」
多分これで奏斗も反省してくれただろう。
てかなんか忘れてるような…。
「ひば、引き留めちゃってごめんね。中庭に用があるんでしょ?」
「あ!!!!!!」
「…。忘れてたの?」
「ごめん!行ってくらぁ!」
残り時間はあと5分。
間に合うはず!
――――――――――
「ぜぇ…はぁ…」
思ったよりも距離があって体力が死ぬ。
「でも…」
着いたぁ‼
てかなんで中庭なんだ?
『ミッションクリア。アイテムが付与されます。』
やったー!
ただアイテムが何かは知らんのやけど。
「あれ?ひば?」
「あぁ、教室きた子?」
「そうそう。おーい。」
「あえ?イブさんと、わっちさん?」
派手な銀髪の二人はわっちさんとイブさんだ。
なんで中庭に?
「いいもん見せてやるからおいで。」
イブさんに手招きされ、そちらへ向かう。
「わぁ」
昨日らのスペースにちっこいにゃんこがいた。
「かわえぇ…。」
「でしょ?こいつら結構警戒心強いんだけどひばはやっぱひばだからなぁ。」
「?」
イブさんがちょっとよくわからないことを言っている。
「イブちゃんいつの間に仲良くなったん?」
「仲良くなったていうか、知り合い。」
「へぇ!?イブちゃんの⁉どこで知り合ったん??」
「ん-。宇宙。」
「宇宙かぁ。」
相も変わらず会話がぶっ飛んでいる。
苦笑いいているとにゃんこが近寄ってきた。
にゃー
「ん?どしたん?かわええなぁ。食っちまうぞ。」
「え」
「え」
「え?」
ちょ、一歩下がらないで。
「え、あ、嘘ですよ!?」
「は、ははは、そか。」
「ひばってちょっとあれなんだね。」
「あれってなんすか⁉⁉」
キーンコーンカーンコーン
「やっべ‼」
「戻るぞ!」
「りょ。あ、そうだ。ひば、後で返事頂戴ね。」
「え…。告ったん?」
「違うわ。」
コメント
4件
神

早く続きが読みたいです😭読みたすぎて夜しか眠れない💗😘