コメント
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安定にストーリー性が神… 新たな神作の予感しかしない…最高 そしてこの神作を書き作る(?) 春蜜柑様(?)も最高で好き過ぎる…本当ありがとうございます…
音ガ聞コエマス。
喋リ方ガ不自然デス。
博士、直スノハ、喋リ方デス。
ソレト………僕ハ………何者ナンデショウカ………?
____1話____
蝉の胴体。頭が無い。蹴る。動く。面白い。
「あはは」これが僕の声。届かなかった声
届いて欲しかった声。あの人に
聞かせたかった声。元気かな。って誰の
ことだろ。忘れた。
これが僕の感情。髪の毛が伸びている。
何故?………蝶だ、大きな蝶程美味い物は無い。
「あ、行くな」僕の手の中に要る蝶が逃げて
行きそうになる。待ってよ、蝶々さん。
捕まえた。バリバリと音を立てて、僕の口で
割れる羽。歩き出す。
街、汚らしい街、穢らわしい街。
ピンク色の光。紫色の照明。メスの声。
ぶつかったメスが鳴いた。
五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い。
黙れ。メスは何時でもメソメソしやがる。
オスもそうだ。いっつもメソメソして。
僕は、どっちだろう。あんな穢らわしいものに
僕は絶対に成りたくは無い。
又ぶつかった。鳴くぞ、また、五月蝿くなる。
モブ「いってぇ、どこ見て歩いてんだよ」
知らねぇよ、テメェこそどこ見てんだ。
バリバリと蝶々を食べる。あんなに綺麗な
蝶も、惨めに成るんだ。
モブ「お、いい体してるねぇ」
頬を掴まれた。気持ち悪い。
???「おい」
誰?
???「手前、邪魔だ。退け」
モブ「あ?誰に向かってくち……………..」
殴られた。メスが悲鳴を上げた。惨めなメス。
???「そこのチビ、何歳だ?」
「僕のこと?」
???「あぁ、そうだ」
「15歳。」
???「やっぱりか。」
やっぱりって何だよ。
???「名前は?」
「知らない。」
???「マジかよ。俺はな、」
「へぇ、聞いてないよ」
中也「うっせェ」
中也「着いてこいよ」
中也「行く宛てもねェんだろ?」
こくんと頷いて見せた。そしたら歩き出した。
僕は、自然と着いて行った。