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ぼくらのにっき
ステキな青空を眺めていたら、手にとんぼが止まったんだ。
「すげー!こいつぺっとにしよう!えっと..名前はー…ころ!!!よろしく!ころ!」
数年後.友達が遊びに来た。
『何このトンボ笑きもっ笑』
友達がそう言って外にころを投げた。
あいつがやったんだ。
あいつのせいで幸せが崩れた。
ぼくらはまだ幸せだったはずなのに。
どうして
どうして
どうして
どうして
そう言わんばかりの圧があった。
「ごめん、ころ、ごめん。」
僕はころとの写真を抱きしめてそう言った。
「あいつにも同じ思いをさせなきゃ」
次の日、友達が飼っていたペットの犬が血まみれになって〇んでいたという情報が流れてきた。
「そう、可哀想に。」
そういった僕の顔には笑みが浮かんでいた。