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⚠️意味不明なところがあります。
申し訳ございません。
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好きだよ、と言えれば良かったね。
まぁ、無理な話だ。
「君は、何がしたいんだい?」
彼女はおどけるように笑う。
彼女の笑顔は儚くて気づいたら、消えてしまいそうで怖い。
咄嗟に彼女の細い腕を掴んでしまった。
そんな姿を見た彼女はクスクスと喉を鳴らして笑う。
「私が消えてしまうと思ったのかい?」
彼女は自分たちにとっての光だ。
そのまま飲まれて消えてしまいそう。
彼女は掴まれた腕を優しく解きながら、穏やかな表情で言った。
「消えないよ。私は消えないのだよ。」
彼女は光に飲まれる。
「ダメ、だよ。」
絞り出した声はか細くてかすれてて、
他の誰かが聞いたら腹抱えて笑いそうなぐらい、そんな声だった。
「わかったよ。」
肩を落としながら彼女は自分の声に同意してくれた。
「一松くんに免じて消えないであげようじゃあないか。」
いつもの儚いと表現出来る笑顔が、お日様みたいに綺麗な笑顔になった。
僕は、この笑顔が好きなんだよ。
だから、連れていかないで光よ。なんて、柄にもないことを思った。