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どうもみなさんこんにちは!かきのたねです!
それでは前回の続きからです!
どうぞ!!
守れない…?
赤「…どういうことですか…?」
桃「……夫婦だからとか、それ以前に…1人の人間として、りうらが心配です」
ないこさんはまっすぐりうらの方を見て、そう言った
桃「…元婚約者の方、どうにか対処したほうが良いかと思います」
赤「……どこまでも優しい方ですね、ないこさんは…」
赤「…でも…りうらにここまでする義理はないでしょうッ…?」
慰めてもらった、心配もかけてしまった
これ以上彼に求めるものは、りうらにはない
だから彼も引いてくれると、勝手にそう思った
でも彼はゆっくりと口を開き、こう言った
桃「…ッ…心配なんですッ…」
桃「こんなこと言うのはおこがましいかもしれませんが、俺の見ていないところでりうらが傷ついて、目を腫らして帰ってくるなんて…」
桃「俺は黙って見ていられませんッ…」
彼の言葉一つ一つがとても重く、優しかった
傷ついたりうらの心に、一つずつ寄り添うような、まるでお母さんのような…
赤「……………」
桃「……りうら、よければ元婚約者に何を言われたのか、詳しく教えてもらえますか?」
ここまでくると言わざるを得ない
赤「……という感じです…」
赤「まあ…そこまで気に留めていないので、ないこさんは気にしなくてもッ_((」
桃「俺が対処します((スッ」
赤「え、あの、ちょッ…((」
桃「佐々木財閥ですよね?それならうちのグループで充分排除できます♪」
彼は微笑んだが、目の奥に光はなかった
それほどまでりうらのために怒ることが出来るのはなぜかと少し疑問にも思えたが、今はそれどころではない
彼を止めなければならない
赤「まッ…待ってくださいッ!」
赤「そこまで…しないでくださいッ…」
彼にとってりうらの言葉は予想外だったんだろう
驚いた顔をして動きを止めた
桃「なぜですか…?ここまで酷いことをされて尚、まだ黙っておくつもりですかッ…?」
彼の声は怒りのせいだろうか
少し震えている気がした
赤「……もちろん佐々木は憎いです…」
赤「でも…佐々木のお母さんはッ…好きだったんですッ…」
りうらは孤児だった
いつだろうか、まだ自分が誰かもわからないくらいの歳の時、りうらは捨てられた
だから自分の本当の父と母は見たこともない
それからは孤児院で育てられた
…でもその環境は劣悪なものだった
なぜだかいまだに分からないが、よくいじめられる体質だった
周りの子に貶され、養母の人も見て見ぬふり
それで嫌になってりうらは孤児院を飛び出した
その時たまたま拾ってくれたのが、大神のお母さんだった
だからりうらにとってのお母さんは、大神のお母さんだ
けれど、りうらを拾ってから2年後、病気で亡くなった
でもこの話はまだないこさんにはできないッ…
赤「…母が…亡くなってしまってから、初めてお母さんだと言える人だったんです…」
桃「…お母さん…」
赤「りうらのお母さんは、りうらが幼いときに亡くなりました」
赤「…優しかったんです…お母さんッ…」
赤「でもッ…それと同じくらい、佐々木のお母さんも優しかったんですッ…」
桃「…………」
赤「だからいいんですッ…」
彼はしばらく黙っていた
でも少ししてまた、話しだした
桃「…俺はりうらの言う通りにするつもりです♪」
桃「そうしましょう♪」
彼はまた微笑んでいた
けれど、どこかりうらは違和感を感じた
なんか駄作かもしれんな…((
ちょっとずつ連載も頑張りたいんですけど、ネタがなかなか良くなくて…
思いつかなかったらまた短編更新します♪
それではまた次のお話で!
バイバイ👋
コメント
6件
初💬失礼致します❕ ただいま全て読ませて頂きました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈) 作品が凄く深くて好きです、、🥲 ブクマ&フォロー失礼致します❕
これをメンヘラかヤンデレ並みに愛の強い人だと思ってしまった((( てか、あのクズ財閥の御曹司だったんだ、佐々木のお母さん!あなたには起こりたい点と感謝したい点がある! まずは🐤ちゃんをいい子に育ててくれてありがとう!でもあのクズに感じては一生ゆるさん!なんで🐤ちゃんと違ってあいつはクズになってしまったのか…? ほんとに謎だ…w 🍣君🐤ちゃんの子のめっちゃ好きだよねぇ?!え、めっちゃ佐々木にイラついてんじゃん このままついでに🐤ちゃんも早く落ちてくれないかなぁ 🍣君が愛重めだけど🐤ちゃんのことを思ってのことだから憎めない…w 🍣君今回少しかわかったけどやっぱイケメン(((w いつも投稿お疲れ様です!ありがとうございました♪