テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ホロライブ×騎士パロ
主役···▸さくらみこ
王国の朝は、どこまでも穏やかだった。
潮の香りが、風に乗って運ばれてくる。
「今日も任務がんばるにぇ〜」
明るい声が、騎士団の広間に響いた。
__さくらみこ。
見習い騎士で、ちょっとドジで。
でも、誰よりも一生懸命な騎士。
「元気だねぇ、みこち」
くすっと笑ったのは、隊長の白上フブキ。
「今回は海の巡回任務だよ。気をつけてね?」
「任せてにぇ!!」
みこは元気よく敬礼をした。
その背中を、じっと見ている視線があった。
「……」
無言で立っていたのは、星街すいせい。
何を考えているのか分からない、静かな瞳。
「すいちゃん、どうしたの?」
「…いや、別に」
それだけ言って、視線を逸らした。
海は、いつもより静かだった。
不気味なくらいに。
「なんか今日、変じゃないぺこ?」
兎田ぺこらが空を見上げる。
「こういう日は大体ろくなこと起きないんだよね〜」
そう言ったのは、海に詳しい宝鐘マリン。
「フラグ立てないで欲しいにぇ…」
みこは苦笑いしながら言った。
でも__
胸の奥が、ざわついていた。