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リクエストより
幼少期 ターボー×ちょんまげ
リクエストありがとうございました!
⚠がっつりそういった描写あり。
本で知識を得たターボーに気持ちいいを教えられるちょんまげの話
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「キング達、テストのやり直しで居残りだから来れないって」
「ふうん…貧ちゃんは?」
「キングに教えてあげる係」
「いっつもじゃん」
ターボーの家に集合だったはずが、全員来れなくなったらしく、僕一人で家まで向かった。一足先に家に帰っていたターボーに、キング達からの伝言を言い渡す。ターボーは読書に夢中らしく、僕とは目を合わせなかった。
なんか、僕だけ来てよかったのかな。二人でなんてあんまりやることないし、どうしよう。そう思ってそわそわして落ち着かない心を深呼吸でおさめようとしていると、
「なあーちょんまげー」
とターボーに呼ばれる。本、読み終わったのかな。しかしなに?と返事を返す前に、彼の手は僕の首筋まで伸びてツー、となぞられた。
「ふあ、」
「…ふーん…」
「びっくりした…、ターボー?」
変な声が漏れたことに恥ずかしさを覚えながら首を片手で覆う。いつものいたずらか、といっときは思いもしたけど、何やらターボーの様子がおかしい。
「ちょんまげ」
「う、うん…」
「ちょっと付き合って」
「へ?」
そういってターボーは僕のズボンに手をかける。一瞬訳がわからず固まってしまったが、慌ててターボーの手を掴んで阻止を図る。
「ちょ、何、なにすんのっ」
「大丈夫大丈夫」
特に説明もしないターボーは平然としている。抵抗も虚しく、僕は下着ごと強引に脱ぎ捨てられ、下半身に視線を注がれていることに気づくと、慌てて脚を閉じ手で覆った。
別に男友達じゃん、と言われたらそれまでかもしれないけど、二人きりで、かつ相手の部屋の中なのだから訳が違う。というかただただ恥ずかしい。
「ぁ…見ないで、かえしてよぉ…」
「やーだ、ちょんまげ、手ぇ退けて」
いやいやと首を横に振るが、また力ずくで抑えられ押し倒される。恥ずかしさでいっぱいで、僕はもう半べそをかいていた。
「な、なにするの」
「さっき本で読んだんだよ、」
答えにならない答えを返されまた頭にハテナが浮かぶ。本で読んだ?何を?
その答えが出る前に、ターボーは自身の指を僕の中まで侵入させてきた。一瞬、理解が追いつかないまま痛みだけが走る。
「いっ…!?やだ、なに、たーぼーっ…!?」
「ココの中、気持ちいいんだって。実験してみよ?」
やだ、やだと身を捻ってもターボーは止まってくれない。それどころか少しずつ少しずつ入ってきて、知らない感覚に気持ち悪ささえ感じる。頭の回転が追いつかず、とにかく怯える。
「暴れると痛えぞ、ほら、腕握ってていいから」
もう何がなんだかわからなくて、とりあえず唯一頼れるターボーに従って腕を掴む。
「ん、ぅ…?なに、?なんかきもちわるいっ…」
だんだん、その正体の知らない感覚が質量を増してくる。恥ずかしさとしらないものがせり上がってくる恐怖と。訳もわからずされるがままになっているこの状況への疑問と。色々な気持ちでぐちゃぐちゃになりそうだ。でも、なんか、力が入らなくなって、身体が跳ねて、顔に熱が集まって。いけないことをしているのはなんとなく分かって、より羞恥心を刺激された。
「その感覚が気持ちいいんだって。覚えといてな」
「ふ、ぁ〜ッ…きもち、い…?あ、んぅ〜っ〜…?♡」
ターボーが入れる指を増やして中をほぐすようにバラバラと動かす。そのたびに無意識に腰が跳ねる。
気持ちいい?わからない、でも、気を抜くと溺れて戻れなくなってしまいそうで。何も分からないまま溺れる恐怖があった。
「ちょんまげ、気持ちいいの分かる?」
「わかっ、んな…♡ごめ、んッ、なさ、あぅ、う…っ?」
「…かわいい、」
底のない沼に飲まれていくような感覚の中、たしかに聞こえた言葉にまた顔が熱くなるのが分かった。またびくんと大きく身体が跳ねて、はずかしい、わからない、きもちいい、おぼれそう。もう助けてほしい。
「は、っ、たーぼぉっ、」
「どうした?」
「な、んか、♡変なのきちゃう、…ったすけ、」
何かが込み上げてくる感覚に怯えながら、情けなくターボーに助けを求める。ターボーは目を細めて余裕を失ったように笑う。はじめてみる笑顔だった。
「イッちゃう?いいよ、出して」
「あ、やぁ゛〜〜っ……!」
僕のそれから、なにか濁ったのが出る。はじめてのことばかりで、息も苦しくて、わけが分からないままされるがままで。今だって意識がふわふわしてあまり考えが回らない。それでもたしかに、身体は気持ちいいを覚えてしまって。ターボーが僕から指を抜く時すら、身体が揺れた。なんとも言い表せない恥ずかしさが僕を襲う。
「ちょんまげ」
身体がぽかぽかして頭が回らない中、僕を呼ぶ声を耳が捉える。ターボーの顔を見る前に、首に強く吸い付かれたような痛みが走ったのを感じた。
「い゛っ、…ターボー…?」
「これ、自分のモノって痕をつけるものなんだって。自分の名前書かなくても、証になるんだって」
「それも、本で読んだの、」
顔が熱い。
「うん。でも、実験は今日は終わりにしよーな」
ターボーはズボンを僕に返し、頭をさらりと撫でた。”今日は”という言葉に引っかかったけど、撫でられた感覚がなんだか少し嬉しくて、僕は静かに頷くことしか出来なかった。
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リクエスト消化第二弾。リクエストありがとうございました!楽しかったです。
ご期待に添える小説に出来ていると嬉しいです、ここまで読んでくださりありがとうございました!
感想、リクエスト励みになります。お世話になってます。ありがとうございます。
コメント
2件

多分私が言ったリクエストですよね!!! ありがとうございます!!! 尊いです!!!