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⚠️短いです。すみません( ´-ω-)



「かわいいいいいいいい!!!!!」


誰かが叫んだのを合図に、

教室が一気に爆発した。


「え、なに!?猫!?」

「目やば、宝石みたい!」

「赤い毛!?黒混じってるし珍しすぎない!?」


ロゼ猫は、らいとの鞄から半身だけ出したまま、

状況を理解したのかしてないのか、

ゆっくりと瞬きをする。


💫❤️🐱「……にゃ」


その一声で、

さらに歓声がでかくなった。


「鳴いた!!」

「かわいすぎる!!」

「連れて帰りたい!!」


💫💛「連れて帰るな!!!!」


らいとのツッコミは、完全にかき消された。


💫💛(終わった……これは完全に終わった……)


先生は黒板の前で腕を組み、

深く、深くため息をつく。


先生「はぁ…お前ら落ち着け!」


全然落ち着かない。


ロゼ猫は、

視線が集まっているのを感じ取ってか、

ちょっと誇らしげに胸を張る。


💫💛(やめろ、主役意識持つな)


先生「……らいと」


💫💛「は、はい……」


先生「その鞄、前に持ってきなさい」


らいとは死刑宣告を受けた気分で立ち上がる。


鞄を机の上に置くと、

ロゼ猫が完全に姿を現した。


赤と黒のふわふわした毛並み、

ぱっちりした青い目。


💫❤️🐱「にゃぁ」


教室全員

『かわいいいいいいいい!!!!!』


先生 「だから可愛いのは分かったって!!」


先生は額を押さえながら言った。


先生「……らいと。 職員室、来なさい」


💫💛「……ですよね」






廊下を歩くたび、

他クラスの生徒がちらちら見る。


「え、猫?」

「学校に?」

「すご……」


💫💛(もうニュースやろこれ……)


ロゼ猫は鞄の中から顔だけ出し、

外の景色をきょろきょろ。


💫💛「……頼むけん、今だけは大人しくしとってくれ」


💫❤️🐱「……にゃ」

(多分「はい」)


💫💛(この“多分”が信用できん……)





職員室に入った瞬間。


「……あら?」

「猫……?」

「え、かわいい……」


数人の先生が一斉に顔を上げる。


💫💛(…あれ?なんか思ってた雰囲気と違う…)


担任が事情を説明しようとする前に、

ロゼ猫が机の上にちょこんと座った。


💫❤️🐱「……にゃ」


「おとなしいー!」

「目、すごくきれい……」

「触っても……?」


ロゼ猫は、

差し出された指に、

くん、と鼻先を寄せる。


💫❤️🐱「……にゃ」


「……かわいい……」


💫💛(あ、完全に空気変わった)


担任は咳払いをする。


担任「……規則上は問題だ」


💫💛「はい…」


ロゼ猫は、

その言葉が分かってるみたいに、

しっぽをゆらっと揺らす。


担任「……今日は特別だ」


💫💛「……え?」


担任「授業中は、職員室で預る。

放課後、必ず連れて帰ること」


💫💛「ほ、ほんとですか!?」


担任「今回だけだからな」


ロゼ猫が、

「にゃっ」

と元気よく鳴く。


担任「かわっ…ヴッヴン!(咳払い)、お前は返事をしなくて良い」


らいとは深く頭を下げた。


💫💛「ありがとうございます……!」


💫💛(先生たちが猫に弱いおかげで助かった~!!)






教室に戻る前、

らいとは振り返る。


ロゼ猫は、

先生たちに囲まれて、

すっかり職員室のアイドルになっていた。


目が合うと、

ロゼ猫はちょっと得意げに、


💫❤️🐱「にゃ」


💫💛「……ほんと、先が思いやられるっちゃ……」


でも――

胸の奥は、

ほんの少しだけ、安心していた。



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