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この物語はフィクションです実際の人物や団体と一切関係がありません。
少し暗いです。
三月(みつき)とよびます。
それでもいいよという方はお進みください。
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知ってますか?私があなたの発言に縛られたこと。苦しめられたこと。
「三月はいい子ね〜!」貴方の口癖。言う事なすことすべて従って、そして期待以上の結果を残す。そうしたらいつもこの言葉が出てくる。当たり前だ。
弟が出来た。とても生意気で、活発で私とは真反対な子。いつもかけられる声は
「なんて自由な子」
そんな言葉ばかりだ。そんな子だったから私はいい子から我慢強い子と言われるようになった。お父さんも、お母さんも、近所の人々も口を揃えて言う「我慢強い子」だって。
正直言って私も元気で活発な子が良かった。怒られてばかりだけどもその代わり自由だ。私は自由になりたい。周りの評価など気にしずに。
やっと我儘を言った。だけども弟の方が優先された。正直期待はしてなかった。だけども何故か悔しい。なぜだろう?。始めてわからない事が見つかった。
皆期待しない。期待を持ったところで皆裏切るからだ。でも私は裏切らない。不平等だと思わない?。仕方ないことだけど。
弟が反抗的になった。私に苦はなかったけどお父さんやお母さんがとても苦労していた。私は反抗期が来なかったからよく分からない。どうしてあんなにイライラしてるの?。分からない事が生きていくに連れて増えていく。もやもやするな〜。
私は我慢強い子でありいい子だ。ある日先生に相談してみた。
「先生!私って我慢強い、我慢強いって言われて生活してきたんです!」
「そうなんですね」
「それで…我慢強いってなんでしょうね?」
「貴方みたいに我慢が凄くできる優秀な人材って事じゃないですか?」
……期待した結果ではなかった。この会話を見たとうり私は明るい。そして元気いっぱいだ!。その代わり、欲がなく、私はいつも2番目だった。母からみても誰からみても理想的な家庭、成績、友達の多さ、性格。でもなぜか私は幸せではなかった。我慢強いって言われてきたけど、
実際欲がなかっただけではないか?
なんて考えたりもした。
あの弟の様になるように努力した。元気で活発で明るい子!。でもどうしても我儘は言えなかった。嫌われてしまうのではないか。浮いてしまわないか。そんなことを考えてしまうから。
こんな性格でいて良いことも、悪いこともあった。でもこの性格でお母さんもお父さんも周りの人も皆ハッピー!!
……私が苦しい事はないしょだよ?
一つの言葉に縛られて、苦しまされてる。
何なんだろうな?私の人生。
END