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確かにバルバリシアさんの髪は長くて綺麗ですよね!毎回ですが、皆さんの過去が創作ですが実際そうなんじゃないかって思ってます!
医師 「余命1年です」
母 「え?」
母親は医師にそう告げられた。
少女はまだ8歳でありながらも、癌が見つかった。
医師 「抗がん剤治療をしながら、頑張りましょう」
母 「はい…お願いします…」
少女 「ママ!アタイ良くなるよね?」
母 「…」
少女 「ママ?」
母 「…うん…絶対に治るからね…ママも、側にいるからね…」
母親は涙を流しながらそう言った。
もう少女は1年しか生きられない。
そして、抗がん剤治療が始まった。
少女 「ママ…髪の毛が…」
母 「大丈夫…すぐに治るからね…」
薬の影響で、髪が抜け落ちていった。
少女はヘアアレンジが好きで、母親に色んな髪型をして貰うのが好きだった。
だがそれも出来なくなり、少女から笑顔が消えた。
自然の中に入る事も少女は好きだった。
その為、病院の庭で遊ぶことも多かった。
母親も、少女も諦めずに頑張っていた。
だがしかし、母親は見舞いに行く途中に車で轢かれ、亡くなってしまった。
少女はその事を知り、絶望に襲われた。
あまりの辛さに病院を飛び出して、一つの鳥居に入ってしまった。
幻想郷への扉とも言える鳥居に。
少女 「ママ…ママ…病気治すから!帰ってきてよ!ママー!」
ゴルベーザ 「うん?子供…どうしたのだ?迷子か?」
少女 「ママが…お空に逝っちゃった…」
ゴルベーザ 「…!そうか…うん?娘よ…その帽子は何だ?」
少女 「髪の毛が抜けて…だから、これ被ってるの…」
ゴルベーザ 「…そうか」
少女 「お願い!お兄さん、アタイを助けて!」
ゴルベーザ 「良いのか…?私と行くなら、母親の事は忘れることになるぞ?」
少女 「もう良いの!お願い!前みたいに綺麗になりたいの!」
ゴルベーザ 「分かった…お前の願いを叶えよう」
カイナッツォ 「なぁ、お前って昔の事覚えてんのか?」
バルバリシア 「覚えてない、ただ…」
カイナッツォ 「ただ?」
バルバリシア 「何か…私の事を愛してくれた人がいた気がする…」
カイナッツォ 「何だそれ?」
バルバリシア 「何でもない、忘れろ」
最後までご視聴いただきありがとうございました。
私がこのストーリーを考えた理由は一つです。
バルバリシアさんは髪の手入れを特にしているという事を知り、
癌や病で、何か問題があり、今は大事にしているのかと考えました。
バルバリシアさん達が、心から笑える日を願っています。