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う&ク 夏限定ストーリーです!(よ)
ほ&み 第1話目は〜?
皆 です!
では!早速どうぞ!
(うらな達の事をまだあまり書いては居ませんが、早速第1話目、夏限定ストーリーを始めたいと思います!)
う「うわぁ〜……あっつぅ……」
み「これエアコン効いてるんー?」
ク「そうね……付いてるわよ…」
皆-クレア『えぇーっ!!』
ほ「暑いね……」
み「うんうん」
う「そういえばポスト誰か見に行った?」
皆-クレア「あ……」
クレア「私が行ってくるわ」
ほ「わー!ありがとぉお!」
み「中が暑いから外なんてもっと暑いに決まってるよ〜」
ガチャ(玄関の扉を開ける音)
カチャガチャン(?)(ポスト開ける音)
ク「あら……」
ー!夏イベント開催!ー
ー開催期間:8/1〜8/31ー
ー1つ目の夏イベントは__
肝試し!
いつもより、怖さが倍増した肝試しとなっております!
肝試しで、暑い夏を吹き飛ばそう!
「肝試し」開催期間:8/1〜8/10ー
ク「へぇ……楽しそうなイベントが開催されているのね」
ガチャ(玄関扉を開ける音)
ガッチャン(玄関扉を閉める音)
ほ「お帰り〜!」
み「外どうだった?暑かった!」
ク「まぁそれ程(ほど)には暑かったわよ」
う「まぁ当たり前だよね〜……って、何そのチラシ!」
ク「ん?あぁ、これね」
机に先程の夏イベント開催チラシを置く。
う「わぁ〜…!夏イベントだって!」
ほ「えぇ〜!去年こんなのあったっけ?」
み「見てここ!今年から開催って書いてあるよ!」
ー今年から開催した、夏イベント!ー
ー子供から大人まで楽しめます!ー
ー予約制ではございません!ー
ク「へぇ…そうなの」
ほ「えぇ!行きたい行きたい!」
う「中学生以上だったら大人無しで行けるよ!」
み「行こうよ〜!」
ク「え……?そうね……」
暫く間が空いた後
ク「行っても良いんじゃないかしら」
皆-クレア「いぇーーいっ!」
う「参加料金とか居るの?」
ク「要らないみたいね」
ほ「おぉ〜どんなイベントが有るのかは分からないけど、
夏祭りとかあったら、焼きそばとか、わたあめとか食べたい分だけをお金出せば良いって事だよね!」
み「じゃあそこまでお金にも困らなくて良いね〜!」
う「裏は何が書いてあるの?」
ペラッ(チラシを裏返す音)
ク「裏も夏イベントの事ね」
み「あっ!開催するイベント全部書いてあるよ!」
ほ「ホントだ!どれどれ〜?」
ー開催するイベントー
ー・肝試し
・プール
・夏仕様イルミネーション(夜限定)
・風鈴参道
・夏祭り
〜開催期間〜
肝試し:8/1〜8/10
プール:8/10〜8/15
風鈴参道:8/15〜20
夏祭り:8⁄31
夏仕様イルミネーション(夜限定):8/1〜8/31ー
う「凄ぉ!」
ほ「プールとかやるんだぁ」
み「今年は海行くって言ってたけど、プールは行かない?」
ク「海に行く日と、プールをやっている開催の日にちが近くはないわね。
皆が行きたいなら、行っても良いとは思うわ」
み「おー!2人は行く?」
う「もちろん行くよ!海もプールも行けるなんて最高じゃん!」
ほ「その分運動みたいな事も十分出来るしね!」
う「うんうん!泳ぐだけでも運動結構出来るし!」
ほ「……って、待って待って!肝試し今日までだよ?!」
う&み「あぁーーーっ!!!」
ク「……予約制では無いんだし、今からでも行けるとは思うわ」
う「ん?でも昼食べてないよね……?」
ク「ここ見てみなさい」
う「ん?」
ーなんと!開催場所ではご飯が食べられます!ー
ーそして、泊まる事も出来ますよ!ー
ほ「いや何この夏イベント凄過ぎw」
み「お金結構かかってそうなのに…」
ク「流石にホテルは無理ね……親が要るわ」
う「そうだね~…でも!ご飯は泊まらなくても食べられるし良いね〜!」
ク「開催場所を見ていない貴女達が凄いわ……」
ー開催場所ー
ー1.〇〇県〇〇市〜〜〜〜。(「〜〜〜」は、県の市のここの「会場などで開催される」、という事です)
2.〇〇県〇〇市〜〜〜〜。
3.〇〇県〇〇市〜〜〜〜。ー
う「絶対かかってるお金凄いよ。なのにお金取らないの凄いやん……」
ク「2番目の県は、私達が住んでる県ね。あって良かったじゃない」
ほ「ここからも遠くないし、泊まらなくて済みそうだ〜」
み「市もみーちゃん達が住んでる市やで!凄くない??もう奇跡!」
う「だね〜!」
ほ「ご飯は何時から何時までとかある?」
ク「あるわ。えっと……」
ー朝:05:30−8:30
昼:11:50−01:30
夜:19:30−21:50ー
ク「大体3時間程度ね」
う「夜なんてもうすぐ22時になる頃までやで?w」
(22時と打っていますが、10時と言っています⇧)
ほ「今から準備して行こぉーう!」
み「あんまり準備しなくても良い気がする…w」
ー準備完了ー
今は窓がしっかり閉まっているか確認中。
う「ふぅ……結構閉まって無かったね……」
ク「大体リビングに居るものなのにねぇ……」
う「ほしららー!みいあー!閉め終わったー?」
※叫んでいる訳では御座いません※
ほ「終わったよ〜!」
み「閉まって無さ過ぎ」
う「アハハ〜wじゃあ1階行こっか!」
ー1階ー
ク「後あそこだけね」
キィイイーガチャッギチッ(窓閉めて、鍵掛けた音)
※絶対違う※
う「じゃあ、」
皆「Let’s go!」
う「………何この暑さぁ!!」
ほ「ヤバイ…倒れる倒れる…!w」
※最高気温の日。40℃※
(40度の℃合ってます?)
み「小さい扇風機あっても無理やんこんなの」
ク「そうね」
皆-クレア((何でそんなに暑く無さそうなの……?!))
ほ「ていうか何で自転車で来なかったんだろう……w」
み「……ジトー」
う「……うっ……w」
ー回想ー
う『あ!そうだ!』
み『え?何?』
う『自転車より歩きで行かない?』
ほ『え?こんなに暑いのに?』
う『うん!やっぱり、肝試しで涼しくなるならもうちょっと暑くならないとね〜…なんちゃって』
ク『肝試しで暑さは全部吹き飛ばないわよ。それに、着く前にブッ倒れるわよ』
う『大丈夫!大丈夫!肝試しでゆーて涼しくなれなくてもアイスあるし!』
ク『分かったわ。買わないわ』
う『えぇぇーーっ?!何で?!』
ほ&み『……ww』
う『とっ、とにかくさ!ね!歩きで行こう!ね!ね!』
ク『倒れても保証しないわ』
ほ『安心して助けはする』
み『みーちゃん達倒れたらどうするの』
う『いやぁ…そうならないように!うんうん!』
ー現在ー
う「いやあの……ごめん!」
ク「ごめんで済むのかしら…」
ほ「まぁでももうすぐ着くよ!」
う「ε-(´∀`*)ホッ……」(た、助かった…w)
み「うわ〜、結構デカい!」
ほ「夏イベント全部ここでやるんだぁ!」
ク「この為だけに作られたわねここ……((ボソッ」
う「うん……そんな気がする((ボソッ」
ほ「入ろぉ!」
み「人いっぱい!」
う「だってさ!入ろ入ろ!」
ク「はぁ…分かってるわ」
「お楽しみ下さいませ!」
う「うわぁ!?……怖っ!!」
ほ「夏…?って感じだけど……w」
み「中がもうすでに涼しい」
ク「イベント毎に変えてるんじゃないかしら。雰囲気とかね」
う「いやいやいや!!変え過ぎやん?!」
み「この街全体がさ、今は肝試しとか出来るみたいな感じやったし」
ほ「街全体って言うか周り?ここの近くとか全部そんな感じ!」
う「仕切り無いのに仕切りある感じする……うぅっ…ブルブル」
ク「肝試し…お化け屋敷って所なのかしら」
う「多分……お化け屋敷ってやるよりもっ…肝試しにした方が雰囲気出るとかじゃない…っ?」
ク「怖がり過ぎでしょ…落ち着きなさ……」
スッ
う「うわぁあ?!!?」
ほ「え、何々?!」
う「今っ、今何かに背中触られた!!」
サワサワッ
ほ「キャッ…!」
み「え、え、え、髪の毛!らーちゃん髪の毛が!」
ほ「え?暗くて良く見えないよ?!」
み「ひ…じゃなかった!右だよ右!」
ほ「…え…?キャァア!」
ク「随分と仕込んでるのね…凄いわ。」
う「良くそんな事言えるね?!」
ク「本物の幽霊では無いもの。これは、誰かが仕込んで用意したもの。」
う「だとしても!だとしてもだよ?!怖いものは怖いj……」
グンッ!!
う「うわぁあっ?!」
ドスンッ
ほ「うらな?!」
ほ「えっ……。スッ(血の気が引いていく)」
ほ「白……白い……」
ほ&み「手が……!!」
ク「……本物の幽霊も居そうね」
ほ「ちょっとくーちゃぁあん!怖い事言わないでよぉお!?」
み「ちょ、ねぇ!うらなが闇に消えていくよ!」
う「助けてぇえぇえ!!」
ダダッ
グンッ!!
ク「ッ……?!」
ク(髪の毛引っ張られた…髪が長い事に……ッ!)
バシッ!!
<痛ぁあ?!
ほ「何か聞こえたぁああ!!」
ク「うらな!」
ガシッ!ググッ……!!
み「お化けどころじゃないよこんなのぉ!」
ほ「命懸けだよ何かもう!」
ズズズ……ッ!
う「わぁああっ……?!」
ク「……!!」
み「……クレア?!」
ほ「えっ!」
ポツン……。
み「……居ない…クレアが引き負けた…」
ほ「お化け強過ぎ!!ていうかクーちゃん達どこ行ったの?!」
み「こっちに道あるよ!行ってみよ!」
ほ「うん!!」
ークレア&うらな視点ー
う「ヒッ……!!」
ク「……さっきの幽霊は?」
う「あ、あそこ……にっ…居る……」
ク「…随分と透けてるわね?」
ヴヴヴ……キァアアアア!!!
う「きゃあああ!!!」
ク「……」
う「クレアぁ?!逃げてぇ!?」
ク「分かったわ」
ダダダダ……!!!
う「お化けの足早くない?!」
※因みにクレアとうらなは運動神経抜群です※
ク「それは当たり前よ。足が無いも……ん?」
ク「……本物じゃなければ足は有るはずよね。少なくとも、足が無いようにリアルに見せることは出来ないわ」
う「えっ………」
う「もしかして……今追いかけて来てるのって……?!」
ク「……本物の幽霊かしらね?」
う「えぇええっ?!じゃあヤバイじゃん!捕まったら終わりやで!あの世逝き!!」
ク「……こっち!」
グンッ
う「うわぁっ!?」
ーほしらら&みいあ視点ー
ほ「……何か…骸骨あるよ……」
み「ホントにこれ人が作ったとは思えない……」
ほ「頭だけの骸骨……理科室にあるような全身があるガイコ…ツ…」
み「足だけの骸骨もある……」
ほ「わ……こ、これ…今にも動き出しs……」
カタカタカタカタ……
ほ「ホントに動いた?!」
み「歩きはしないっぽいね……」
カラカラカラカラカラ!!
ほ&み「うわぁぁっ?!」
カタカタカタカタカタカタ…カタカタカタカタカタカタカタカタ……!!
ほ「ぜっ、全部動き出した!!」
み「えっ、らーちゃん、あの骸骨こっちに近付いて来る……!!」
ほ「歩けるの?!」
カタカタ…カタカタ…カタカタカタ!!!
ほ&み「きゃぁああああ!!!!」
ーー
ほ「はっ、速過ぎ……!!」
み「軽いからかな……!?」
<ーー…ーーー…………。
ほ「えっ、な、何?!何?!」
み「誰かの声……?」
ほ「もしかして……うーちゃん達…?」
み「それにしては…声かすれてるような…」
<ぃ……………ぃ………ぁ……
ほ「まっ……え?!こっち方向行っちゃ駄目な気が…!」
み「声がさっきよりは聞こえるし…大きいような…」
ダダダ…!
カタカタカタ…!!
<ぃち………さぁ…………
ほ「こ」
み「え」
ほ「が」
み「お」
ほ「お」
み「き」
ほ「く」
<いちまぁーい………
ほ「お、終わったよ……!!」
み「何か数えてる…?一枚、って……」
ほ「……え!?ヤバイんじゃない?!後ろには骸骨居るし……って、え?」
み「…どうしたの?」
ほ「居ない……」
み「消えた……?」
み「あっ……」
ほ「ここ……あの声がき……こえた……」
一枚……二枚……三……
み「やっぱり何か数えてる……」
ほ「……でも何数えてるの…?」
み「枚……だから…人じゃない…良かった……」
ほ「怖い事言わないでぇ?!」
ほ「と、とにかく帰ろ……?」
みいあはもう、覗いてました。
ほ「みーちゃぁああん!!」
み「お化けだ………」
ほ「えぇぇぇっ…まぁ当たり前だけど……」
「いちまぁーい………にぃまぁーい………さんまぁーい……」
ほ「……お皿?何で(なんで)お皿何か(なんか)数えてるの?」
「……よんまぁーい……ごぉおまぁい………」
__ピタッ。
み「動き止まった?」
ほ「何でだろう……」
顔を上げる。
ほ「あ。」
み「あ」
ニチャァ……アァァッ
ほ「よし、逃げようみーちゃん。」
ほ「……………みーちゃん?」
クルッ
ほ「居ないっ!!」
ほ「この状況で一人……?!」
ほ「あ、待って!」
クルッ
ほ「やっぱり居ない!」
※皿を数えてた幽霊のこと※
ほ「ここから離れなきゃっ……」
パラッ……
ほ「……えっ?!何?!」
ほ「………紙?」
ーここには、ある少女が居たー
ーその少女は、霊が見えるのだー
ーその霊が見える少女は良く霊が現れると言うここに、よく来ていたー
ー霊を見つけては駆け寄り、挨拶をした。元気に、「こんにちは!」とー
ー霊は少しビックリし、その後に少女を襲おうとした。でも__ー
ー「わたし、霊さんと一緒に遊びたいだけなの!」そう、少女は言ったー
ーそれから、ここの霊達は少女は襲わず、少女が来るたび一緒に遊んだー
ーところがある日___その少女は死んでしまったー
ーそれを知った霊達は寂しさのあまり、その少女を探しに出掛けたー
ー霊達は、火葬される前の少女をなんとか探し出したー
ー火葬されまいと少女を抱き、元居た場所へと少女と一緒に帰って行ったー
ーでも、少女が居るとどうにも悲しく、どうしたものかと考えた末ー
ー少女を人形にし、誰も来れまい所へ隠したのだー
ーこれを見た貴女へ、その少女をどうか見つけて欲しいー
ーきっと、それを霊達は邪魔するだろうー
ーそれでも、恐怖に耐え、少女を見つけ出してくれー
ー肝試しでもあると、思って欲しいー
ほ「……少女が…?」
ほ「人形に……っ?」
想像しただけで鳥肌が立つ。
どのように人形にしたのかはわからない。
それでも、その時は悲惨だったと、そう想像してしまう。
身体自体はキレイなのだろうか?
ほ「私が……少女ちゃんを…見つけ出す…?」
ほ「……でも、見つかった所で……」
ほ「………ううん、見た人しか少女ちゃんの存在を知ってるのはこれを見た人だけ。なら、見た人が助けに行かなきゃ!」
ほ「…でも、もうこれを見てる人が居たら?」
ほ「……その可能性は低いかも…?」
ほ「よし!行こう!」
ーー
ほ「どうしよ……霊に情報を聞く?」
ほ「いや……霊達は邪魔するって書いてあるから…じゃあ無理だね…」
ほ「しかも……『誰も来れまい所へ隠したのだ』って書いてあるから……」
ほ「お化けだけが行ける、特殊な場所だったり…?」
ほ「でも紙に書いてあるってことは…行けるのかもしれない。行かなきゃ!モタモタしてる間に…」
ほ「……ううん!!変な考えはダメダメ!少女ちゃんを見つけ出す事と、みーちゃん達も見つける事!」
ほ「………居ないな……」
私は、探しながら考えてた。
うーちゃん達が居なくなったのは、少女を見つけに来たんじゃないかって思って、お化け達が拐ったんじゃないかって思った。
見付けられたら、もう少女ちゃんとは居られなくなるからって思ったからじゃないかなって。
自分はお化けだから、引き止められても、「この子は死んでるんだから、火葬しなきゃいけないんですよ」って言われて、連れて行かれるからじゃないかな……。自分達はお化けだし、連れて行かれそうになってもあの世に逝かせられると思うのに……。
……もしかして、逝かせない?少女ちゃんからもし、何か言われてるとすれば……あの世へは送らないんじゃないかな?
例え何も言われて無くても、人間には良い人も居るんだって思って、送らないと思う。現に、悪い人達も居るけど……。
お化けは、同じ人間に自分の命を落とされた。だから、生きてる人間を許せなくて、自分達と同じ姿にしようとしてるんだと思う。でも、少女ちゃんを見て悪い人だけじゃないと思ったのなら……。うん!
ほ「どこらへんだろう……」
ほ「例え人形になってても、匂いは有りそうな気がする…」
ほ「歩いてきてずっと匂いはあんまりしてなかったから……匂いがあれば、すぐに気付けるかも」
カタカタカタカタカタカタ……!!
ほ「!!骸骨!!」
ほ(……ここで逃げちゃ駄目なんだ)
ほ「ね、ねぇ!何で追いかけてくるの??」
カタカタカタカタカタカタ………カタカタ、カタ……
ほ「何か私に……生きてる人間に恨みがあるの??」
ほ「自分が死んじゃったのは、人間のせいだったから?」
ほ「だから、私達を追いかけて来るの?」
カタカタ……
ほ「……?」
ほ(首を振ってるの?…縦に振ってる…「そう」、って事かな?)
ほ「でも、人間は人を殺したりする悪い人だけじゃないよ!!」
カタ…
ーー
ーー
少女「あのね、人間はあなた達を殺すような悪い人だけじゃないんだよ」
少女「あなた達みたいな、お化けを好きな人も居るの」
少女「会ってみたいなぁとか、思ってる人が居るの!」
少女「居るわけないって否定する人もいるけど……」
少女「でもね、わたしみたいに、お化けが好きな人もいるんだよ」
ーー
ーー
ほ「………?何?」
ほ(もしかして、私を信用してくれたの?信用して、こっちに何かあるよって示してくれてるの?)
ほ「うん、ありがとう!」
カタ…カタ…
ほ「はぁっ、はぁっ……」
どれだけ走ったのだろう。こんなにも長いなんて。
ほ「はぁっ、はぁ………」
ブワッ!
ほ「ッッ!!」
ほ(何この匂い!腐ってるみたいな……)
ほ「ていうことは、近付いてるんだ!」
ほ(骸骨さん、ありがとう!)
ほ(ウッ……鼻をつまんでも、匂いが入り込んでくる…)
バサバサッ!
ほ「?!落ちてきっ……」
ほ「!!」
ほ(扉……!)
ほ「ふんっ!」
・・・
ほ「ビクともしない!」
ほ「うぅううううっ!!」
ギギギギ……ガッチャァッ!!
ほ「開いt………」
ほ「…………!!!」
※自分絵※10分〜30分程度の雑絵※アナログ民なのでデジタルには慣れてないです※
(しっかり色塗って無くてごめんなさい。ほしららの。ほしららの色の目は本来はこの色では御座いません。)
ほ「えっ……?」
少女は、元々が分からないくらいに変わり果てていた。
目や頭からは血が流れ、髪の毛にも血のような物があり、目や髪の毛は紺色で染まっている。
きっと元々肌色であったであろう肌は、群青色と化していた。
頭の上から血から身体まで血が流れている。
口は、口裂け女のように広がっていて、不気味な笑みを浮かべていた。
ほ「ひ、酷い……」
ほ「……見付けたけど、どうすれば…」
ほ「……扉?」
ガチャッ…
ほ「………!?うーちゃん、クーちゃん、みーちゃん!!」
ほ「それに、他の人も……!!」
ほ「じゃ、じゃあ……うーちゃんとクーちゃんを拐っていったあの白い手と、
皿を数えてたお化けは本物だったって事……?」
ほ「後は、あの骸骨!私達を襲った骸骨と、道を教えてくれた骸骨はきっと一緒だ」
ほ「誰かに触られたって言ってた謎のやつと、髪の毛は、用意したもの……」
ほ「クーちゃん!うーちゃん!みーちゃん!起きて!」
ク「……起きているわ、ほしらら」
ほ「クーちゃん……!!」
ク「うらな、起きて」
ほ「みーちゃぁん!起きて!」
う「ん……?」
み「ん……ぅ?」
ク「二人共起きたわね。じゃあ、他の人も起こしましょう。生きているかはわからないけれど」
ほ「うん!」
もう、怖くなんて無い。一人になった時からずっと、ずっと怖かった。
それでも、少女ちゃん、クーちゃん達を見付けるのに頑張れたから。
やっぱり、皆が居ると安心する。怖くなんて無い___。
ーー
ーー
ク「……酷い有様ね」
ほ「お化け達がやったんだって。自分達で」
う「じゃあ、人形にしようと思ってこうなった…」
み「……つまり、失敗したって事だよね」
ほ「うん……。あ、これを見付けたらどうすれば良いのか分からなくて…」
ク「そうね…。手紙を書いた人も分からないし……」
う「うーん…とりあえず係の人に言ってみる?」
み「持ち歩くのすっごく嫌だけどね」
ク「そうね。とりあえずは係の人に手紙の事と、この少女の事を言いましょう。
仕込んだのか、本当なのか……。…ほしららの話を聞いていると、ほぼ本当の事で間違い無いと思うわ」
う「そっか……」
ほ「じゃあ行こう!」
係の人.1「!!何ですか、これは!?」
ク「知らないみたいね((ボソッ」
ほ「うん((ボソッ」
ク「このほしららっていう人が、この手紙と、少女を見付けました。」
係の人.1「そうなんですか?」
ほ「はい。突然この手紙が落ちて来て、この手紙を読んでる人、死んでしまった少女を見付けてきて欲しい、そんな内容で、私は少女を探しに行ったんです。それで……歩き回ってたら見付けて。」
係の人.2「こんな物を仕掛けましたか?」
係の人.1「いいえ。こんな物は仕掛けてないです。皆で確認し回ったので確かです。」
係の人.2「そう。この手紙、読みますね。」
ほ「あっ、はい」
ーー
係の人.2「なるほど……これは本当の事ですね。」
皆「!!」
係の人.1「きっと、貴女方が生まれてくる前だと思います。16−7年前位に、行方不明事件が起きました。」
係の人.1「行方不明者は、6−10歳位の少女、身長は125−130cm位。今開催している、夏イベントと似たようなイベントが夏、ありました。行方不明になったのは、お化け屋敷の中に入った後です。」
ク「……この少女は幽霊が好きなのよね。行方不明者は幽霊が好きだった、とかありますか?」
係の人.1「はい。幽霊に会ってみたいほど好きなようでした。」
ほ「えっ……」
係の人.1「お化け屋敷の中で、母親と少女ははぐれてしまったようです。そのお化け屋敷は広く、迷子になるかならないか位の広さだったと言います。母親は自分も迷子のなら無い程度で少女、娘さんを探しましたが見付からず、係の人に言ったと言います。そして、警察を含めた捜査が始まりました。ですが、いくら探しても見付からず、1ヶ月以上経っても見付からなかったと言います。その夏のイベントは、7月から始まっており、8月の最後に終わる予定でしたが、7月の中旬に少女が行方不明になったため、8月にはその夏のイベントは中止となりました。7月の下旬はプールなどがあり、それを最後としたそうです。そして季節は秋になり、まだ捜査は続けられていました。9月17日。その夏イベントは来年はやることはない、そう決まり、建物の破壊が開始されました。その間にも、少女を傷つけてしまうかもしれないという不安を抱きながら建物は破壊され終わりました。辺りが見渡せるのに、少女の姿は無かったと言います。血の後も無く、少女は忽然と姿を消してしまったのです。その後も11月までは調査が続けられていましたが、これ以上探しても無駄、という結論になり、行方不明のままその事件は幕を閉じ、忘れ去られてしまった。」
ほ「じゃあこの少女ちゃんと、行方不明になっちゃった少女ちゃんは……”一緒”?」
ク「明らかに一緒よ。歳、身長、好きな物だけでは確定してはいけないと思うけれどもうこれは一緒ね。」
う「そうだね…。あの、髪とか、目の色とかは?」
係の人.1「髪の毛は本当にこの少女と同じ長さで、髪の色は茶色、目の色は赤っぽい茶色だったと。」
み「じゃあもう一緒じゃん。今は紺色と群青色の2色になっちゃってるけど……」
係の人.1「はい。警察に調べてもらえれば、同一人物か分かります。これ、洗えば落ちるのでしょうか。」
ほ「人形にしようと思って失敗した。そうだと思っているので…これはずっとほっとかれてしまっているので洗えば落ちると思います!人形にしたかったなら、肌の色はそのままにすると思うので!」
係の人.1「そうですね、分かりました。貴女達にはとても感謝致します。ですが……せっかく楽しんでいただいていたのに…」
係の人.2「何かお礼とお詫びをしましょう。」
係の人.1「そうですね!」
皆「え?」
警察「君達には、本当に感謝する。長年見付けられなかった少女を、見付けてくれてありがとう。」
警察「お母様は死んでしまっているけれど……きっと喜んでいることだろう。」
警察「感謝状をお渡しする。」
ク「…いえ、私ではなく、この子に」
警察「ん?そうですか。ではどうぞ!」
ほ「えっ……?あ、ありがとうございます!!」
う「良かったね!」
ほ「うん!」
う「………いやぁまさかお礼とお詫びがホテル無料で止まっていいとは〜……」
ほ「流石に……遠慮したかったけど…圧にヤラれた……」
み「海も近くにあるよね!」
ク「眺めは良いわ。プライベートビーチ(海)も使って良いと言っていたわ。流石にお礼とお詫びが凄過ぎると思うのだけれど」
う「アハハ〜…wてか、もうあんなに怖い目には遭いたくないよ〜!」
ほ「もうあんな目には遭わないでしょwていうか8月の最後までここ居て良いの?」
み「じゃあ勉強のやつとか色々持ってこようよ!」
ほ「そうだね!持ち込みして良いって書いてあるし」
う「行こー!」
ク「色々遭ったけど、無事終わって良かったわね」
み「うん!今日は何か大分(だいぶ)前の事件解決ー!」
〜夏限定ストーリー!第1話目:「肝試し」終了〜
う「長かったね〜!」
ほ「えっ、1万文字超えてるww」
み「これが非公開にならないと良いね!」
ク「そうね」
<因みに、これを書くのに7時間以上位かかっています。
う「ヤバ過ぎでしょ!ww⇧」
ほ「あっ、アレ紹介しよー!」
み「そうだねー!」
う「夏仕様服です!」
み「夏は大体この服を来ているよって事です!」
ほ「半袖でも暑い!」
ク「今年の夏は、とても暑いものね」
皆「では!これで終わりたいと思います!」
皆「ここまで読んでくれてありがとうございます!」
皆「また次のストーリーで会いましょう!」