前回の話の最後に♡の量増やします!!と言って今日の朝見てみたら…
早くないですか!?!?
しかも約♡650…本当にありがとうございます泣 時間かけて良かったです…
ということで今回からzmさんsideが始まります!!
是非見て頂けると光栄の極まりです。
あ、今回も長いです!!
))注意((
・軍パロ ・エセ関西弁
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《zm side》
僕は外の騒ぎで起きた。
外で何かがあったようやな…
部屋の中で少しの煙たさを感じながらも外へ出る。
すると、僕の家が燃えているではないか!!
……まぁ大袈裟に言っただけでそこまで大きい火事ではないんやけども…
とりあえず部屋は危ないやろうし外でtn兄が帰ってくるのを待とう。
tn兄は実際の兄ではないけど勝手に僕が兄だと思っている。
tn兄は凄く優しくて暖かい。
そしてたまに頭を撫でてくれる時に触れる手が凄く好き。
tn兄は生きてるんやな…と実感出来る瞬間だからや。
そしてtn兄は僕の為に深夜仕事へ行ってくれている。
僕に知られないように出かけているが前々から分かっている。
tn兄は嘘つくのが下手やからな笑
……tn兄に出会ってから早4年。
色々なことがあった。
あの時tn兄が僕を拾ってくれてなかったら今頃僕の心はズタボロだっただろう。
人の暖かみなど知る事がなかっただろう。
でもあの時不意に僕の頭を撫でてくれた時は本当に嬉しかった。
いつも僕が強いせいで皆から虐められてきた。
だからあの時、拒否せずに触れてくれたことはtn兄が初めてで。
『一緒に暮らさないか?』
と言われてた時、本心から望んでいたことを代弁された様な感覚だった。
だからすぐに頷いた。僕は一生tn兄と一緒にいるんや!!って。
おかしい。
tn兄が中々帰ってこない。
なんか大変な任務を押し付けられたんかな……申し訳ないなぁ……
この時が1番、僕は無力なんだと思い知らされる時間だと思っている。
……少し探しに行こうかな。
そう思った時、かなり遠くではあったが懐かしい国章の着いた兵隊を見つける。
僕はその瞬間、体の震えが止まらなくなる。
……なんで……なんでA国の兵隊がいるん……??
A国ではtn兄に出会うまでいい思い出がない。
虐められたか虐められた子に会った記憶しか無い。
僕は無意識に反対方向へと足を進める。
………逃げなくては。また……またッ捕まってしまうッ!!
僕は今浜辺の端に座っている。
この浜辺はよくtn兄と来た。かけがえのない場所だ。
透き通るような青色をしたこの海と何処かから感じる儚さ。
この景色をtn兄と笑いながら一緒に見るのが堪らなく好きだった。
ここに居ればtn兄は絶対に来てくれるんや。そう思って1人で静かに待つ。
静かな海。ほのかに感じる塩の匂い。そして朝日。
----綺麗だ。
僕は胸ポケットにしまってあったとある”もの”を取り出す。
zm)「…これ、結局つけてないな…」
僕はtn兄の誕生日に赤いマフラーをプレゼントしたことがある。
材料探しからマフラーの編み方まで全てやったからおよそ2年はかかった。
……誰かに物をプレゼントすること自体初めてやったしな、笑
それでtn兄の誕生日に渡してん。
そしたらtn兄が急に泣き出して僕は思わずびっくりした。
もしかして気に入らんかった!?!?って思って内心凄く焦ったんや、笑
そしたらtn兄が”本当にzm、ありがとうな、泣一生の宝物にする、”って言ってくれて。
さすがに夏までつけてた時は驚いたけどな、?笑
でもそれが凄く嬉しくて人の暖かみを更に知ることが出来たんや。
それで僕が10歳になる年の誕生日にtn兄からプレゼント貰ってん。
この今着てる緑のパーカーと銀のネックレス。
このパーカー、めちゃめちゃ着心地良くて毎日のように着ている。
だけどこの銀のネックレスは中々つけることが出来ずにいる。
絶対こんなの高いもん……つけてもし失くしたら申し訳ないやん……
だから仕方なく胸ポケットに入れている。
でもこれ、凄い綺麗なんよな…
長方形型の銀のプレートにZと刻ませており後ろにはTと刻まれているこのネックレス。
これを持っているとどこかしらtn兄と一緒に居るような気がする。
ザッザッザッ
後方から砂浜を歩く音が聞こえ、僕は咄嗟に振り向く。
tn兄……であれば良かったが黄色い髪をした男だった。
zm)「………誰や??」
僕は声をかける。それに反応するように男は声を発する。
??「う~ん…まだ誰かは言えないけどN国の幹部ってことだけ教えておこうかな!!」
zm)「…N国ッ……」
N国は僕の出身国であり、嫌な思い出しかない場所だ。
あの頃の記憶が蘇り、僕は苦しい顔を浮かべる。
すると男は僕に向かって言う。
??「ねぇ…zmさん。N国に戻ってくる予定は無い…??」
zm)「な、なんで僕の名前を知ってるんやッ!?」
僕は怯える。
まだN国に僕の名前を知っている人がいるなんてッ
??「今のN国はあの頃とは凄く変わったんだよ!!総統も変わって!!……だから戻ってきてくれないかな……??」
あの頃とは変わった……か。
N国は傍から見れば治安のいい国やと思われとる。
でも実際は全然そんなことないんや……
路地に入れば必ず子供が居て虐待もされていて。
………酷い国やった。
実際僕も………いや思い出したくない。
段々と気分が悪くなってくる。早くtn兄に会いたい。
この人には申し訳ないが断ろう。
zm)「……すまん。僕はN国には戻らない。実際戻ったとして僕には何の得もないし……此処で待たないといけない人も居るんや。」
??「……その人は本当に此処に来るの、??全く来る気配は無いけど…。それにN国に入ったら前とは全然違うって分かるよ!!来てみるだけもいいから…ね、??」
強引やな…
でも確かに………tn兄は本当に此処へ来てくれるのだろうか、??
2時間は待ったが来る気配がない。何処へ行ったんや……?
こんなにも会えないって辛いんやな……
でも何でこの人は僕をN国に連れていきたいのだろうか。
そう思い、男に聞く。
zm)「……なんでそんなにも僕をN国に戻らせたいん、?」
??)「それッ…は……戦力確保のため……だよ。」
zm)「………戦力確保、?」
??)「zmさんは……昔N国の戦闘力テストでもの凄い結果を残していたでしょ、??それで……言いにくいけど……虐められていた。そうでしょ、??」
zm)「ッッ!!………そう…やな……」
??)「今、各国で戦闘力確保の為にzmさんが狙われているんだ。俺自身もさっきA国の奴らを此処で見かけた。それがその証拠だよ。」
zm)「……ッあの時の兵隊はそういう…」
??)「A国や他の国はまだ子供の補佐が十分に整っていない。だからもし捕まったら多分………虐められることは間違いないと思う……」
zm)「ッッ!!それは絶対に嫌だッ!!」
僕は思わず声を大きくして怒鳴る。
決してこの人が悪い訳や無いのに。
??)「……ごめんね、ちょっと座ってゆっくり話そうか、笑」
そうして男はゆっくりと腰掛ける。
ひょっとしたら悪い奴では無いのかもしれんな……そう思って僕も隣に腰掛ける。
zm)「……今、N国はどういう風な国になってるん、?」
ふと気になったことを聞く。
その僕の疑問に嬉しく思ったのか男は口角を上げる。
………分かりやすい奴やな。
??)「今N国では、これまでの行いを深く反省して現総統が色々と立て直している所だよ。子供を絶対傷つけたらいけないという条約を作ったり貧民をなくそうとしたり……」
zm)「……すごい…」
??)「だよね!!今は様々な政策を考えていて凄く尊敬できる人なんだ!!……まぁちょっとおっとりしてるけど、笑」
zm)「……じゃあ昔のように虐められたりとかそういうことはもうないん……?」
??)「……無いとは言いきれない。でもゆくゆくは無くしていこうと思ってるよ。でも今N国は各国から狙われているから戦闘力が無くて……」
zm)「……だから戦闘力になりそうな奴を探していた、と……」
??)「そうそう!!………ねぇどうかな、?今その人を此処で待っていたとしてもA国や他の国に攫われるリスクが大きいよ、?少しの期間でもいいからN国に来ない……??」
この人の言う通り、ここでtn兄を待っていたとしても逆に僕の命が危うくなる……。
虐められるのはもう……本当に無理やッ……
でも今N国へ行けばtn兄がもし此処に来たら……
………とりあえずN国に行ったら何をしてくれるかを聞くか…。
zm)「……N国に行ったら何をしてくれるん、?」
??)「う~ん…そうだなぁ…俺の一存だけじゃまだ分からないけど、とりあえず衣食住の保証と訓練場を好きに使ってくれていい事くらいかなぁ…幹部になることも一応出来ると思うよ!!」
zm)「そんなにして貰っていいん…!?」
??)「今のN国は戦闘力になりうる人達には頭が上がらないくらい大切な存在なんだよ。今現在、戦闘力のある幹部は緑の筋肉馬鹿しか居ないからなぁ……」
そんなに今、N国は重要なことを抱えているんやな……
正直訓練場を好きに使えるのが凄く嬉しくて堪らない。
銃とか様々な物を触れるからな!!
ただtn兄はどうすればええんや……??
tn兄を置いていきたくない。
僕はtn兄の事を考えている内に寂しくて泣きそうになる。
それに気づいた男はギョッとした顔を浮かべる。
??)「ごめんッ!!俺なんか当たり障りのないこと言っちゃった…??」
zm)「いや…大丈夫…少し寂しくなっただけやから……」
??)「……そっか、N国に行くと今待っている人と会えなくなっちゃうもんね……」
中々鋭くて僕は驚く。
僕は涙を手で擦り何とか心を落ち着かせる。
でも……どうすればええんやろうか。
一か八か交渉してみるか……優しそうな人やし。
tn兄もよく言ってた。”当たって砕けろ!!“って。
……よし。
僕は心を決め、男に向かって言う。
zm)「僕は…今から言う条件を飲んでくれるのであればN国に行きます。」
??)「ッッ!!………その条件とは……??」
zm)「必ず1日に1回はいつでもいいから此処に来させて欲しいんや。……その人に僕は助けて貰ったのに裏切りたくないから…。」
??)「……そう…だよね……うん、分かった!!その条件受け入れるよ!!」
zm)「いいん!?!?」
??)「俺の一存だけど駄目って言われても俺が必ずその条件は通すよ!!……例えクビになったとしても。」
その一言に僕は震える。
この人は自身の身を呈(テイ)してまで僕の条件を飲んでくれた…。
僕はそれに答えるべきやな。そう思った。
??)「決まったことだし、とりあえずN国へと行こうか!!」
zm)「……綺麗やな。」
??)「でしょ!?綺麗になったんだよね!!……あッほら!!子供も凄く笑ってる!!」
男は子供の笑顔を見て本心から喜んでいるんやな……いい人や。
少し歩くとN国の本部へと着く。
門デカすぎん??10m以上はあるんとちゃうか……??
すると男は口を開く。
??)「N国本部へようこそ!!俺はpe!!これからよろしくね!!」
peと名乗る男は大声で叫ぶ。
この人……いい人やけどうるさいな…笑
zm)「peさん、これからよろしくお願いします、!!」
そう言って僕は胸ポケットに入っていたネックレスを取り出し首からかける。
……これならtn兄も一緒やな、笑
そうしてN国本部の建物へと入っていくのであった。
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4800字超、お疲れ様でした!!
いや、話を切るところを間違えましたね。判断ミス。
まっじで疲れた。
2日連続5000字近く書くってどゆことなん……
書くの下手って物語ってますね……
ということで!!ntjo組さんが出てきましたね!!
いや口調わからんすぎる。
ということで今回はこの辺で。
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡650
(疲れたからです…申し訳ないです…)
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