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続きが楽しみで待ちきれない!
遅くなってすみません!!
まずは……前回の♡1400⤴︎ありがとうございました!!!!
もうほんとにびっくりしすぎてぎっくり腰になるかと思いました。(言い過ぎ)
ですがその分今回の話のプレッシャーがえげつない。
まぁ頑張ってゆるゆる書いていくのでよろしくお願いします(◜֊◝ )
))注意((
・軍パロ ・エセ関西弁
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《zm side》
zm)「………ハァハァハァ…」
キンキンキンと短剣の音が響く。
僕がN国に入ってから約6年が経ち、16歳になった。
6年前。peさんの勧誘を受けてN国に入り、最初はなる気のなかった幹部にもなった。
緑の筋肉馬鹿と呼ばれていたtrさんに剣術など様々なことを教えてもらった。
今では僕はN国の中で1番強い……らしい。
まぁ…そんなこと別にどうでもいいんやけどな。
そして今は1人、訓練場で特訓をしている所だ。
N国はロボット開発に優れている。
その為、戦闘知識を沢山含んでいる人工知能が僕とよく戦ってくれる。
何でも僕と同等の相手が居ないらしい。
trさんは??と思ったかもしれないが現在長期出張中でここ3年は帰ってきてない。
でもたまに文を送ってくれるのでよくやり取りをしている。
そして僕はN国に入ってから毎日欠かさず海岸へと赴(オモム)いている。
しかし、未だにtn兄は現れない。
………一体今何処で何をしているのだろうか。
もしかしたら僕の事なんか忘れて笑って毎日を過ごしているのかもしれない。
zm)「……ッッ!!」
……危なかった。
やはりtn兄のことを考えながらロボットに挑むと負けそうになるな…
かと言って、本気で挑んでしまうと直ぐに壊れてしまう。
1回直ぐに壊した時があって、幹部のsnさんに叱られてしまった。
snさんはデジタル系担当という事で様々な機器をこれまで開発している。
ちょっとあれな所もあるが僕のために必死にロボットを作ってくれた優しい人だ。
しかし、限界があるのかロボットがあまり強くない。
戦闘好きな僕にとっては凄く物足りない。
全然楽しくないなぁ…
するとそこへpeさんがやって来た。
pe)「おい!!krさんが呼んでたよ!!」
peさんは大声で僕に要件を伝える。
ばか離れてるのに何でこんなにはっきりと聞こえるん……謎やわ…
恐るべきpeさん。
しかし、krさんに呼び出されるとは珍しい。
krさんという人はこのN国の総統である。
僕が初めに出会った時、緊張していたが思っていたよりもおっとりしていて
凄く優しそうな人やな~と思ったのが今でも印象に残っている。
ただ1回悪戯を仕掛けた時があって、その時はこってりと怒られてしまった。
あの人は怖い時は怖い。だからなるべく怒らせないようにしている。
でも呼び出しを食らうとは……何か悪いことでもしたか…??
………あ、そういえば今日、peさん食害したな…それで怒られるとか…
嫌やぁ~怒られるの苦手やのに……
とりあえず僕は練習を止め、総統室へと向かう。
<総統室>
zm)「……失礼します…。どの様なお呼び出しでしょうか、?」
僕はいつもよりもテンションが下がったと分かるような声のトーンで声を放つ。
krさんは優しいからなんとなく察して優しく説教してくれるだろう。
そう思っていたが僕が思っていたこととは真反対の言葉をkrさんは発する。
kr)「今までずっと延期にしていた件があっただろう??…明日のみ許可を下ろそう。」
zm)「…ほッ本当ですかッ!?」
僕は嬉しすぎて思わず大声を出す。
……これでもpeさんの声量には叶わんけどな笑
krさんが言っていた”とある件”と言うのはW国を見て回っても良いということだ。
……まぁいわゆる散歩的なことやな。
僕は今まで確かにW国の海岸には行っていたがW国内部を散歩したりは許されていなかった。
なぜなら僕の身の危険が関係するからだ。
N国の偵察部隊から今でもW国にはA国の兵隊がいると聞く。
つまり、僕がW国の中心部でぶらぶらしていると連れ去られるリスクが高くなる為、
今までkrさんはW国の端に位置する、海岸しか許可が下りなかった。
しかし、明日のみそれが許可されたのだ!!
これでtn兄が何処にいるのか何か手掛かりを探すことが出来る!!
ずっと交渉していたのだが『まだ危険だから。』と断られていた。
まぁそれほど僕の戦闘力がN国にとって大切な存在らしい。
正直、僕は戦闘に関することは大好きだが自身のことについてはまるで無関心。
他の人と比べてずば抜けて優れている事など無いし。
でもやっと明日行くことが出来る!!
多分、tn兄が見つかる可能性は極わずかしかないとは思うけど手掛かりは掴みたい所だ。
kr)「…で、必ず明日の午後5時には帰ってくるように。以上だ。」
5時までか……思っていたよりも時間は短いようだ。
しんどいかもしれないが頑張ろう。
そう思い僕はネックレスをギュッと握る。
zm)「……待っててね、tn兄。」
時間はあっという間に過ぎ、いよいよW国に入れる”今日”がやってきた。
……あぁ手が震えるなぁ。
おそらく緊張しているのだろう。
もう機会は無いかもしれない。今出来ることをしっかりと頑張ろう。
そう思い、僕はN国本部から発つ。
そしてW国へと向かった。
……懐かしいなぁ。
W国の正門はN国よりも高い。tn兄何人分あるんやろ……
そんなことを考えながらW国へ入る為に正門前の列に並ぶ。
今までは海岸だったから裏からこっそり入っていたが内部に入るのならそうはいかない。
snさんに偽造して作ってもらった身分証は上手くいくやろか…少し心配になる。
そして僕の番がやってきた。
高鳴る心臓の音が五月蝿い。こんな感覚初めてや。
すると身分証を確認していた人が言う。
「どうぞ、お入りください。」
こうして僕は無事にW国へ入ることが出来たのであった。
あれから随分と時間が経ったがtn兄は見つからない。
5時まで残り2時間。なんとかして情報を手に入れたい。
そう思っていた時、ふとkrさんからの伝言を思い出す。
そういえば何かW国の兵隊覗いてこいとか言ってたな……めんどくせ……
まぁ多分N国に役立てるためやろう。
krさんは今回許可を出して貰った張本人なんだから仕方ない。
そう思い、僕は森側の方からW国本部の訓練場が見える位置へと行く。
ここからやと上手く見えへんな……
僕は木へ登る。
zm)「お~!!ここから見る景色はいいなぁ~」
いつもの海岸が少し遠目に見える。あんなに大きいのにここからやと米粒やな、笑
そしてチラッと訓練場を見る。
今日は特に訓練はしていないようだ。幹部らしき人が居ない。
これじゃあ情報無しやな……
何か情報を、と視点を人から建物へと移す。
結構立派やな……
あれは何の素材が使われているんや…??あ、この武器N国にはないな……
そんな風に遠目から見えるものを見て情報を頭に入れ込む。
……こんなもんかな。気づけば1時間以上経っていた。そろそろ戻らなくては。
そして木から下りようと視点を下に向けようとした瞬間、建物の窓に赤い何かが映る。
僕は反射的にバッとその窓を見る。
………あれは…僕がtn兄にあげたマフラー、??
遠目なので顔はよく見えない…。
しかし、あの赤いマフラーがどうも何か伝えているように思えて僕は思わず怯む。
そろそろ帰らないとN国帰宅へ間に合わなくなる。でもあれは一体誰なのか……
僕は究極の2択を迫られる。
現在時刻、午後4時15分。
僕は今も木の上を離れられずにいた。
ずっとずっと追い求めていた人が此処にいるかもしれなかったからだ。
krさん……ごめんなさい。
帰ってしっかりと怒られよう。そう覚悟を決めていた時、訓練場から何やら声が聞こえた。
もしかして幹部か…!?と思い、そちらの方へと視線を向ける。
そこには驚きの光景があった。
zm)「……tn兄ッ…!!!!」
そこには昔とは背丈は違ったが赤いマフラーを付けたtn兄の姿があった。
生きていたんやな…泣
思わず目が潤ってくる。
今すぐにでも抱きつきたい。しかしそれは許されない。
なぜならtn兄はW国の幹部、僕はN国の幹部だからだ。
違う国同士で必ず仲良くしては行けない。そういう決まりがある。
だから僕は帰って、W国の幹部になりたいとkrさんに言おう!!そう思っていた時だった。
とある言葉が僕の頭を静寂へとおいやる。
tn)「やっぱお前ら最高やわ!!もう幹部募集するの止めてええかもな笑笑お前らおもろいし笑」
……どういうこと…??
僕はもう要らないってこと……??
あの人たちがいればtn兄は満足ってこと……??
僕は今まで必死にtn兄のこと待ってたのに……??
僕のことはもう忘れてしまっているの…??
なら僕の今までの努力なんやったん、??
様々な疑問が僕の頭の中を飛び交う。
それと同時に今まで自分がやってきたことが何とも憐れのように感じた。
tn兄はそういう人やないッ……そう信じていたけどッ…。
やっぱり時間が経つと…駄目……なんやな……。
過去に起こった事と今起こったことが重なって見えた。
そして俺は思う。
もうこれ以上、tn兄に感化するのはやめよう。って。
もうtn兄を考えることをやめよう。って。
そして俺は持っていたクナイに銀のネックレスを巻き付けtn兄の足下を狙う。
このネックレスは大好きやった。………でももう無理なんや。
もしかしたら何か聞き間違えた可能性があるかもしれない。
ただ、遠目から見えるtn兄の笑顔がまるで本当かのように物語っている。
zm)「………ッッ泣……さよならッッtn兄ッ泣」
そう言ってクナイを投げる……と同時に木からすばやく降り正門へと向かう。
この時俺は間違えた選択をしたのだ。
---tn兄は幹部募集を辞めようかなと言った後、
それとは別に大切な1言を言っていた。
---「でも、どうしても1人だけ幹部にしたい奴がおるねん。僕の弟みたいなやつで。今何 処にいるかは分からんけどいつか絶対会えるって信じてるんや。」
と。
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4200字超、お疲れ様でした!!
いや、不穏過ぎますね。
てか現在時刻AM2時。やばい。
ということで感想はここらへんで終わろうかな(◜֊◝ )
……と、言いながら…
先日、凄く嬉しいコメントをして下さった方が居て本当に嬉しかったです。
ありがとうございます!!!!泣
毎回コメントしてくださる方もして嬉しい限りです!!
応援コメント貰うと投稿スピード早くなる気がする、笑
気軽にコメントして貰って大丈夫なので初めての方も大歓迎です( ・´ー・`)
是非是非よろしくお願いします。
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡750