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二人が目を開けると其処は路地裏だった。
🔵路地裏ぁ?何でこんな何もねぇとこにやるんだよ。
🟢〘ジジッ…急に町中に転送したら面倒臭い事になるじゃん。其れでも本当に幹部なの?〙
🔵ちょ、ちょっと忘れてただけだよ!
🔴どうだか…ま、此奴のことはいいよ、で?まずは何処に行けばいいの?翡翠のことだから何かしらあるんでしょ?
🟢流石ねぇさん。路地裏の奥に進んで行って、出来ればごく自然に。
🔴🔵了解
二人はゆっくりと路地裏の奥へとなんの変哲も無く自然に歩いていく。
コツコツとリズムの良い足音が二つ…いや、三つ。
🔴🔵!!!
二人が其処で見たのは、今、まさに仕事真っ最中のポートマフィア幹部 中原中也であった。
謎の力が二人を襲う。
🔵グハッ!
🔴ッ!!
🎩あ”?誰だぁ?手前等ぁ。どっかで見覚えが…
🔴久し…ぶ、りだね…。中原クン。
🎩!?姐御!
中也が異能をとく。
🔴あぁ、ありがとう。
🔵ゴホッゴホッ
🎩姐御、何処に行ってたんですか!何も言わず消えて!
🔴その件は御免よ。色々あってね。
🎩深くは探索しないっすけど、今現れたのには理由があるんでしょう?
🔴ふふっ、察しの良い子は嫌いじゃないわ。
🎩部下ですから。
🔵あ、あのぉ…俺ぇ…置いてけぼりなんだけどぉ…ねぇ…入れてよぉ…会話…入れてよぉ…!
🎩は?なんですか?こいつ。
🔴あぁ、私の相方だよ。相性が良くてね。
🎩へぇ~((圧
🔵ヒョアッ!!こ、こぇえぇぇ…
🔴ま、そんな事は置いといて、私達首領に用事があるんだ。案内してくれない?
🎩姐御は見知った顔なので別に構わないんですが、こいつは…
中也は蒼を警戒しているようだ。
🔴あぁ、そうだね。じゃあ私一人で行くよ。
🔵ゑ?……は?!え、ちょ!紅愛サン??!何で?!何でそうなった?!
🔴それじゃあ行こっか!
🎩は、はい!
🔵あ、おい!ちょ、ちょ待てよ!!(キムタク風)
そして、二人は直ぐに路地裏の暗闇に消えてしまった。
🔵はぁぁあぁぁぁあぁぁ?意味がわからないんだが?
🟢〘ジジッ…本ッッッ当にアンタ幹部なの?頭足らなすぎない?よく其れでやったいけたね。あ、成る程だからねぇさんとペアなんだね。可哀想なねぇさんこんな馬鹿のお守りを任されるなんてね…僕ならねぇさんの全てを愛して、楽させてあげられるのに…(早口)〙
🔵五月蠅え!別に良いだろ!分からないもんは分からないんだよ!
🟢〘つまり、ねぇさんは別行動を取ったんだろ〙
🔵別行動…え、もしかして俺、一人であの探偵社に行かなきゃなの?
🟢〘そういうことになるね。〙
🔵い”ぃぃぃい”や”あ”ぁぁぁだあ”あ”ぁぁ!!!(爆音)
🟢〘うっっっるさ!!?〙
🔵だってあの探偵社だぜ?曲者揃いのあの探偵社だぜ?
🟢〘…其れうちの組織に変えて言ってみてよ。〙
🔵………。
🟢〘ほらっ!さっさと行く!〙
🔵はい…。
トボトボと歩く姿はとても虚しそうだった(笑) by翡翠
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定期報告
ポートマフィア幹部 中原中也 との接触確認。
ペアとの別行動を確認。 以上。
記入 情報管理長 翡翠
確認 ボス 月長
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第三章 “異能力者の物語”