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第2話です!
俺は滝夜叉丸を持って帰ることにした。頭だけでも持って帰りたかった。
頭を持ち上げた。
重いしまだ血がぽたぽたと垂れている。冷たく、血色感のない顔。首元には締められたような跡。肌はサラサラしていてかわいている。
ガサガサとした唇。死んでしまったにも関わらず美しさを保っていた。
今までの記憶が蘇りまた吐きそうになった。
それを抑えながら滝夜叉丸の頭を前に持ってきて
俺はキスをした。
ガサガサの唇が少し気になるが、長い間ずっと。
だんだん涙もこぼれてきた。口付けをやめて、忍術学園に急ぎ足で戻った。
滝夜叉丸が死んだことはすぐに知らされた。みんな悲しんでた。
僕だって悲しんでる。
もちろん僕だって悲しい。でも、僕には滝夜叉丸(頭)があるから、少しは調和された。
毎日あいつの分の布団と自分の分の布団を敷いて寝た。
あいつの布団のところには頭を置いて、寝てるように見えなくもないようにした。
時々そうしてると幻聴が聞こえてきて、嬉しかった。本当に滝夜叉丸が生きているように感じた。
長い自慢話もあいつの全部がすきで、恋しかった。
滝夜叉丸(頭)は誰にも見つからないように隠した。
僕と滝夜叉丸の時間をうばわれないために、必死に隠した。
続く
まじ下手です
アドバイスください🙇♀️🙇♀️
コメント
2件
話も分かりやすくていいと思います!でも、頭を持ち帰ったとなると、かなり不自然なとこがあります。死体はそれなりの処理をしないと腐敗臭はきつく出てきます。喜八郎は部屋の布団に置いて寝たり、頭を必死に隠したなどの描写もありますが、臭いは隠しきれないので隠せていないし、多分6年生や先生は気づくでしょう。処理の仕方を授業で習うとしても喜八郎はまだ十三歳なので、習うには早すぎます。私はそれだけ気になりました!