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ゆき
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#snjn
そして、体育祭当日
BUDDiiSのメンバー全員が能力を発動させるとバチバチッと空に稲妻が走った
それが体育祭開始の合図だった
やがて開会式が始まり生徒会長である佐野の挨拶が終わると準備体操へと移った
準備体操を任されたのは吉田と塩﨑の二人
台の上に並んだ二人は全校生徒の前でラジオ体操を始めた
仁人「なんで俺がこんなことしなきゃいけねーんだよ……」
太智「ええやんええやん、それに横見てみ?勇斗が仁人のこと撮っとるわ」
仁人「……はぁ」
ちらりと横を見れば少し離れた場所からスマホを構えている佐野の姿があった
行事の日でも佐野は佐野だった
* * *
開会式も終わりいよいよ最初の競技が始まる
第一種目は選抜リレー
各グループから五人ずつ選出されバトンをつないで競い合う競技だ
……ただし、M!LKは五人しかいない
つまり
仁人「なんで俺たちは全員なんだよハンデくれよ ……走りたくねー」
舜太「ええやん、別に足が遅いってわけやないし」
仁人「遅いとか遅くないとかじゃなくて、走りたくないの!」
舜太「いや、行事なんやから走らんとやろ」
またしても正論
吉田はぐっと口をつぐんだ
……なんだか、どこかで似たようなやり取りをした気がする
そんなことを考えているうちにリレーが始まった
一走者目がスタート位置につく
そして——
パンッ!!
合図とともに一斉に走り出した
どのグループも速く順位は目まぐるしく入れ替わる
バトンが次々とつながれ接戦のまま各グループのアンカーへ
M!LKのアンカーはもちろん佐野勇斗
バトンを受け取った瞬間佐野は一気に加速した
一人、また一人と追い抜いていく
そして——
勇斗「よっしゃあああ!!」
佐野が一位でゴールした
仁人「はぁ、はぁ……やっぱ勇斗速いな」
柔太朗「ねっ、さすが勇ちゃん」
息を整えながら話していると当の本人がこちらへ駆け寄ってきた
勇斗「仁人〜!!一位とったよ!仁人のためだよ!」
そう叫ぶなり佐野は吉田にぎゅっと抱きついた
仁人「あちーわ! ……まぁ、お疲れ様」
いつもならすぐに引き剥がすところだが今回は一位を取ってくれたこともあり吉田は佐野の背中にそっと腕を回した
すると
勇斗「…………っ!?」
佐野の顔がみるみるうちに真っ赤になった
勇斗「む、無理……っ!」
そう言い残し佐野はどこかへ走り去ってしまった
仁人「……なんなんだ?」
柔太朗「……さぁ?」
少しだけモヤッとしたが吉田は深く考えないことにした
そして、再びテントへと戻っていった
* * *
その後も競技は順調に進み各グループの点数は接戦となった
そして、ついに最後の競技を迎える
最後の競技は——
『借り物競争』
それは、佐野勇斗にとって今日一番大事な競技だった
ー BUDDiiSの能力 ー
雷
メンバー全員が雷を操ることができる
ただし、狙いを正確に定めることができないため使用には注意が必要。使い方を誤れば周囲を巻き込む危険もある。
コメント
4件
いろんなグループの能力が見れてほんとすごく面白いです! 仁人くんがハグし返して勇斗くんが照れちゃうとこが好きです!
初コメ失礼します! 一気読みさせていただきました! 作品のコンセプトが最高です🥹💖 他の人の能力とかもかけますか…!✨
読み終えました!体育祭っていいですねこの2人が見れるなら最高続き楽しみにしています!!!!