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私の夜は長かった。テスト勉強をまったくしなかった私は、YouTubeを見ていた。眠気がどんどん襲ってきていたが、私は気にせずに遊び続けた。
時計の針が進むにつれ、私は悔しさを感じ始めた。明日のテストで成績が大幅に下がることが予想される。しかし、もうどうしようもない。今更勉強しても効果は薄く、私は諦めるしかなかった。
やがて夜は明け、私は目覚めた。その時、得体の知れない憂鬱な何かが終始私を襲っていたのだが、慌てずに支度を整え、学校へ向かった。
教室に入ると、私の友人たちが真剣な表情でテスト勉強をしている。私は彼女らの姿を見て、後悔の念が込み上げてきた。でも、もう遅い。私は前を向くしかなかった。その時、勉強に励んでいた友人の1人が私に次のように言った。
「あんた次20点台出したら普通に人生終わりだよw 進級できなくなるんじゃない?w あんたと違ってテストの結果が返ってくるのが楽しみだわw」
私は、あえて反応せずに、そのままただテスト開始の時間になるまで待機しているだけであった。
テストが始まると、私は問題用紙を見つめた。最初の問題が出題されると、私は思わず頭を抱えた。問題文が理解できない。勉強しなかった結果が如実に現れた。
しかし、私はあきらめなかった。自分の力を信じて、問題に向き合った。一問一問、時間をかけて自分なりに考え、答えを導いていった。
時間が経つにつれ、私の頭の中は次第にクリアになっていった。勉強していない分、私は思考力や論理的な推論力を鍛えることになったのだ。
最後の問題が終わり、私はひとまず安堵の息をついた。自分なりに頑張った結果に、少しだけ自信を持つことができた。
テスト終了後、友人たちが私に声をかけてくれた。彼女らは驚きながらも、私の努力を称えてくれた。私は素直に礼を言い、その場を離れた。
テスト期間が終わり、多くの生徒が成績を気にする日常の中、成績が配られた。私はドキドキしながら自分の結果を確認した。すると、私は目を疑った。
27点。
私を終始押さえつけていた憂鬱な何かは、これまで以上に膨れ上がるの感じ、私は言葉を失った。生気が感じられない顔をしながら私は、友人の点を拝見しに行った。朝から勉強真剣な表情で勉強に向き合っていた友人の1人の点数は
24点であった。