💛side
僕はただの「ビジネスパートナー」と考え始めた途端、悲しみもあったがそれよりも強かったのが怒りだ。そばにあった3人の写真を見ると怒りが抑えつけれなくてそれを勢いよく壁に投げつけた。パリンという音をたてて写真立ては割れてしまった。その他にも飾ってあった写真や思い出の物を次々とタンスに押し込んだ。
そして僕は割れた写真立てのそばに行きそのまましゃがみこんだ。その写真はフェーズ2になってから初めて撮ったものだった。皆笑ってる。
「この時から僕はいらなかったのかな。
本当は僕も一緒に抜けて欲しいと元貴と若井も思ってたのかな。(涙、笑) 」
なぜだか分からないが自然と涙が出てきて、そして笑っていた。
「ミセスは二人だけの方がいい。」
そう言葉にした途端、僕は3人の写真の僕が写ってるところを破った。その写真は綺麗だった。だってふたりは幼なじみで才能に溢れている。僕はその写真を引き出しにしまった。何故かと言うと、もしふたりが破り捨てられは写真を見たら後々面倒だと思ったから。部屋の片付けをしている最中に思った。僕の体はもうボロボロだった。リスカして傷だらけだし、ずっとキーボードを引いていたから指もボロボロ。最近ずっとご飯を食べずサプリメントばかり飲んでいたから体が痩せてしまってる。これからどうやって隠していこうかな。
するとインターホンがなった。モニターを見ると2人の姿があった。正直、会いたくなかったけど怪しまれると思って部屋に入れた。
「ふたりとも今日はどうしたの?」
♥️「いやー、なんか暇で若井と話してりょうちゃん家に行こーってなった笑」
「そうなんだ、お腹空いてる?
トマトパスタつくろうか?」
💙「やったー、俺めっちゃお腹空いてたこら助かるー」
♥️「トマトパスター!」
「じゃー、ちょっと待ってて」
💙side
なにかがおかしい。りょうちゃんの部屋に入った途端おかしかった。一番おかしいと思ったのは、写真だ。いつも飾ってある3人の写真がない。あれは、りょうちゃんが大切にしていたものだったから。それに部屋がやけに片ずいてる
りょうちゃんはあまり片付けが得意ではない。
しかも思い出のものまで全部見当たらない。
でもその中に唯一散らかっている場所があった
それはキーボード周り。楽譜がボロボロになっていた。その時僕はあるものを見て心臓がドキッとした。それはBFFの楽譜。この楽譜だけベッタリと血が着いていた。怖かった。でも恐る恐るりょうちゃんを見ると長袖を来ているこらあまり分からなかったがどこも怪我をしていないように見える。
コメント
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ぁぁ…これは切ない&物語が最高だ(??)