寧々said
「ソロモンさん!!サイドキック全員集合しました!!」
『アンタ達は、市民の救助と安全な場所への誘導、脳無の退治をお願いね』
「「「アイアイサー!!」」」
私は、位置情報に示された場所の近くに降り集まったサイドキックに指示をした
さて、待ってろよ。ヒーロー殺し
位置情報で示されたところに向かうと、ヒーロー殺しに取り押さえられた飯田と、やめろと叫ぶ緑谷の姿があった
このままでは、確実に殺される
そう思ったけれど、轟くんが炎を出したことで、なんとか食い止めた
『へぇ、来てたんだ』
轟「まぁな。緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ。遅くなっちまっただろ」
『危機一髪だったね〜』
飯「轟くん、、、、、それに白虎くんまで、、、、」
『わぁ、ボロボロだ。ウケる、写真撮ろ』パシャパシャ
緑「な、なんで君らが」
緑谷、轟くんが左を使っていることを驚いてんな
私もビックリしてる、ははん
『一括送信で位置情報だけ送る。緑谷がわけもなくそんなことするなんて考えらんなかったからさ。そんできてみたら偉いことになっていたわけ!!はぁ、私の仕事増やさないでよ。まったく』
そう言いながら、ヒーロー殺しに向かって回し蹴りをするが避けられる
まぁ、予想はしてたけど只者ではないな
『安心しな、2分でやる』
轟くんが氷結でみんなを避難させている間に、私はヒーロー殺しに攻撃を仕掛けた
にしても、何焦ってんだこいつは
緑「轟くん、寧々ちゃん!!そいつに血を見せたらダメだ!多分、ちの軽口摂取で相手の名前自由を奪う。みんなやられた!!」
『なぁるほどねぇ、、、、、』
ヒーロー殺しが焦っているのを見るに、そろそろ誰かが動けるようになる
まぁ、今の私にはそんなの関係ないけど
『まぁ、どうせコイツは私を斬ることは出来ないんだし』
ステ「あ?」
怒ったのか、ヒーロー殺しが私に斬りかかってくる
ステ「!? なぜ!!」
『だから、言ったろ。お前は私を斬れないってよ』
『ウィネイト・ケージ』
ステ「!?」
風を使い、ヒーロー殺しの腕を拘束する
『大人しくしてね』
あとは、警察に引き取ってもらえばOKだな
飯「なぜ、、、、助けたんだ、、、、、、3人ともなぜだ、、、、っ」
『そいつは僕がやらなきゃ』と嘆く飯田
兄さんの名を継いだからと
『飯田、その質問は愚問だよ』
轟くんにヒーロー殺しを任せて、スタスタと歩いていき飯田が倒れている前でしゃがみこんだ
『ヒーローって、困っているやつを助けるやつのことだろ?』
飯「!!」
『だからさ、飯田、、、、』
私がこんなこと言える立場じゃないって分かっている
飯田と同じで、私利私欲でヒーローになった私が言えることじゃないって
けど、そんな私だからこそ言えることだってあるんだ
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