テラーノベル
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NAOKO side
今日も独りでダンススタジオへ向かう
踊ることが生き甲斐。
いつか、色々な人にとってパワーを与えられるようなダンサーになりたい
それだけを思って毎日この身体を舞わせる
今日は祝日だからかいつもの半分以上もいなくて1つ部屋の空間が広く感じた
「じゃあおつかれー!」
「また明日ねー!」
「ちょっと、忘れ物ー!笑」
会話が耳に入ってきて音量を上げた
夜のダンススタジオ
いつの間に1人になっていた
床に反射するライトとイヤホンから小さく流れている洋楽
自然と立ち上がって踊りかける
ガチャ
扉がひらいた
なんだか気が引けて鏡越しに視線を向ける
赤髪の女の子。
???「失礼します」
鏡越しに目があって軽く会釈する
名前もなにも知らない人と2人きりで少し緊張する
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CHIKA side
知らない人と2人きり
CHIKA「あのっ、どうも!」
いつもの人見知りが発動してしまって逆に変な風に話しかけてしまった
少しだけ驚いた顔をしていたけど無理もない
???「どうも、名前きいてもいいですか?」
CHIKA「チカっていいます!チカも名前きいてもいい?」
NAOKO「ナオコです」
どこかで聞いたことがあるような気がした
CHIKA「あの、会ったことありますか、」
眉を顰めるのが見えて慌てて話題を変える
CHIKA「ごめんなさい!きょ、今日は1人ですか」
NAOKO「チカちゃんがいるからひとりじゃないよ、今日は珍しく空いてるだけかな」
ちょっぴり無愛想だけど優しい声
CHIKA「そっか、邪魔してごめんなさい!」
そういって彼女の正反対の方に座る
最近お気に入りの音楽をイヤホンで聴きながら踊り始めた
気がつけば約3時間も舞い続けていて自分の汗じみた服が気持ち悪く感じる
(一旦風浴びにでも行こうかな)
立ち上がろうとしたけど後ろにいる’子’が気になって姿勢はそのままでくるりと回転した
イヤホンを外すと自分よりも速い息遣いと靴が床を擦る音が聞こえる
NAOKO「はっ、、、はっ、、」
乱れた呼吸音を聞くうちに少し心配になる
だんだんと動きがゆっくりになってピタッと止まる
CHIKA「、、あの、少し休憩しませんか?」
他にだれもいない広いスタジオに自分の声だけが響いた
NAOKO「ん、そうする」
彼女は仰向けになって目を閉じた
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少し書きたくなっちゃってプチ復帰です
‘赤紫’とは別のお話になります
チカナオ新しく書き始めます💜՞> <
コメント
1件
うわあ、いい雰囲気の出会い方ですね。鏡越しに目が合う導入がすごく好みです。無愛想だけど優しい声、っていうNAOKOさんの印象と、人見知りで慌てちゃうCHIKAさんの対比が自然に伝わってきました。広いスタジオに2人だけ、という空間の使い方もこのお話の空気感にぴったり。イヤホンから漏れる音楽と床を擦る靴音だけが響く静寂が、読んでるこっちまで息を潜めるような心地よさでした。プチ復帰とのこと、嬉しいです。新たなチカナオ、これからが楽しみですね。