「一歌ちゃん!?ここどこか分かる?」
「みのり!?えっ!また夢のセカイなの?」
曲をようやく作り終わった時に新たに2人分の声が聞こえてきた。
「その声は咲希の友の一歌か!!」
「みのりちゃんまでここに!」
一歌、みのりと呼ばれた2人の声に司とこはねが反応する。
「司さんにこはね!と言うことはやっぱり宵崎さんも居た。」
星乃さんが私に話しかける。
「こんにちは、星乃さんも魂だけになってここに来たの?」
そう訪ねると、みのりと呼ばれた子と顔を見合わせたと思いきや、
「寝てから来てるから多分そうです。」
「私も一緒です!」
と元気いっぱいの答えが返ってきた。
司が大きな声で驚いてる間にこはねと2人に説明する。
「そうだったんですね。私、協力します!後、私の事は一歌でいいですよ。」
「私も協力します!それから、私もみのりで大丈夫です!」
事細かに説明し終わると2人とも協力してくれると言ってくれた。
そこで歌詞作りに難航しているこはねを一歌が、
女性の振り付けに悩んでいる司をみのりが助けると言う形で収まった。
「ここはこうした方が…。」
「けどそれはここに……。」
「こう言うのはどうだと思うか?」
「もう少し柔らかくした方が…。」
皆が試行錯誤しながら考えてるのを眺める。
曲のラフが出来たから聞いて欲しいと言おうとしたとき、静かだったミクが話しかけてきた。
「みんな、キラキラしてる。」
「けど、寂しそうなのなんで?」
ときれいな目で聞いてくる。
それに私は…
「そっか~、こはねちゃんも奏と同じ状態なんだ。心配だね。」
「うん、本当に心配なんだ~。」
病院からの帰り道で4人が話している
「絶対起きるはずなのに心の何処かでもう起きてこないかもなんて思っちゃったし。」
「あいつの事だし起きるだろ…。」
「起きるわよ。」
「「絵名!?」」
驚いてる周りを見ない降りして続けて少女が言う。
「奏もこはねちゃんも起きるわよ。」
「何の根拠があって…!」
「彰人、聞いて。」
「根拠も何もないわよ。」
「じゃあ何で…?」
「私は聞きたいから瑞希、少し静かにしてくれる?」
「杏…。分かったよ。」
「奏もこはねちゃんも起きるって身近にいる私達が一番信じないといけないじゃない。」
「じゃないと誰が起きるって信じるの?待ち続けるの?」
「瑞希もそう思うでしょ。」
そう言いきった少女の顔は泣きそうだった。
その言葉に心を動かされたように
「うん…。待つよ。」
「そこまで言われたらな。」
「そうですね…。」
みんな泣きそうな顔だが何処か晴れやかだった。
おまけの方が長くなってしまいましたね。
今回のカラフェス奏ちゃんのために62連したんですよ。星4二枚だけでした。
えななんと遥ちゃんでした。
イベストはまだ読めてないし、テストまで後数日ですが、おまけを書きたいがために書いてしまいました。
司くんサイドの続きはもうしばらくお待ち下さい。
コメント
5件
続々と魂だけになっちゃった人たちが集まって来ましたね まさかのリーダー組 これからの展開が楽しみです! ちなみにわたくし奏ちゃん天井致しました…((誰も聞いてない