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ゲンが千空を抱きしめているという状態を目の当たりにした龍水と羽京。

部屋へ戻ったらまさかのゲンと千空がイチャついていてびびる。

「……。ハッハー!!俺たちは退散した方が良さそうだな!ここに水を置いておくぞ!」と何かを勘違いする龍水。

「…、千空が無事そうでよかった!僕たちはべ、別の部屋に戻っておこうかなぁ…//?」羽京も同じことを感じて部屋を出て行こうとする。

「…おい、!ッてめぇーら、一旦待ちやがれ、流石に誤解だ、バカ」と誤解を解こうとする千空。

「んー?俺は構わないよ?”誤解”されたままでもね♪」とノリノリで話しながら千空をもっと強く抱きしめるゲン。

「…ダァッ//…、ッ話ややこしくすんな、!」と言いつつ、ゲンを突き放しはしない(というか力弱すぎて突き放すことができない)千空。


千空が色々と説明した後、2人とも納得したらしい。


この事件後(2週間後)、千空が働くメイド喫茶で何があったかというと、ルールの改正だ。

個室客のメイド指名があった場合、指名されたメイドは何かあった時のために、他のスタッフに助けてもらえるよう通信機を体に身につけること、指名されたメイドの護衛のため個室の近くに見張りをつける事。

そして、もう1つ新しいルールができた。


「千空ちゃんって、ジーマーで可愛いよねぇ♪俺調子乗っちゃうよ〜?」とゲンが楽しそうにニコニコしている。


「…ッ//、勘違いすんな、テメェーが一番金搾り取れそうだから専属なっただけだわッ」と恥ずかしそうに千空が目を逸らす。

千空が被害に遭った後、高校生・大学生で働いているメイドは、強制ではないが自分が選んだ特定の”ご主人様”に専属で仕えることができるようになった。

学生で働いているメイドは何人かいて、今まで通り、客から指名されたら接待しに行くというメイドと自分が指名した信用できる”ご主人様”だけに接待する専属メイドに分かれた。

客から指名されて接待する方は、特に仕える”ご主人様”の人数を問わないためお金を稼ぐには丁度いいが身の安全性は低い。

逆にメイドからご主人様を指名して仕える方は、たった一人の”ご主人様”にしか仕えることができないため、その分給料が低くなるが身の安全性は高い。

千空は、もう騒ぎを立てたくない。”ご主人様”を一人しか選べないのだったら、変態ジジイに襲われた時、真っ先に気づいて助けてくれたゲンがいいと思ったらしい。

「千空も専属メイドになったの?僕もだよ〜!」と羽京がやってきた。

「あ“〜、テメェーもか。相手は龍水だろ?」と千空が答える。

「あはは笑、千空の相手も想像できるよ笑」

と楽しそうに話す羽京。

「ふふ♪もちろん俺☆」とゲンがニコニコする。

そこに龍水まで参戦し、「ハッハー!!俺が指名されたからには羽京が生活に困らないように支援する!」と完全なる金づるになっていた。

「まぁ、俺はあの変態ジジイ以外、あんま指名されてなかったから専属なっても別に給料そこまでかわらねぇけどな」と千空が言った後、ゲンは「これからは俺だけのメイドなんだから俺が沢山千空ちゃんに投資するよ〜♪」と言う。

ちなみに、メイドからご主人様を指名して専属になる場合、ご主人様側は他のメイドを指名することができなくなるため、メイドとご主人様の同意がなければ成り立たない。



「…千空ちゃんが俺の事を選んで、俺はそれを了承した。それってさどういう意味だと思う?」とゲンが千空の耳元で囁く。


プレミアム席の個室で、千空とゲンの二人きり。 現在、接待中だ。

「…ッあぁ”?//、ッ特に意味なんざね…んぐっ」千空が目を逸らそうとすると、喋り終わる前にゲンが千空の顎に手を添えて顔を自分の方へ向けた。

「ん〜?千空ちゃん、どうしたの?ほら、このまま話していいよ?」と千空の目を見て話す。

「、ッ“だから…/.、ッ…、、…っ‘//…」となかなか 続きの言葉を口に出すことができない千空。

その様子を見て、口が緩むゲン。

「メンゴ〜♪ちょ〜と、いじめすぎたね。」と言いながら千空を抱きしめる。

「…ッ、,//く、、そっ …//…。」

恥ずかしそうに千空もゲンを抱きしめ返した。



ゲン千 メイド喫茶物語

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