視点りうら
ないこ「ふぅ、、、」
if「おー、綺麗なったなぁ?」
あれから3ヶ月くらい?で、ないふの二人に協力して貰って孤児院運営の準備を終わらせました!!(絶対そんな早く家建たないからご都合設定だけど許して下さい💦💦)
りうら「あとは…」
正面玄関に看板を張るだけなんだけど、一向に進まない。
ないこ「なーに悩んでんのっ??」
りうら「いや、ここの名前、どーしよっかなぁ~って。」
そう。今悩んでいるのはネーミングだ。
if「うーん、、ネーミングかぁ、、子どもっぽいの…虹とか、向日葵とか?」
ないこ「ちょっと安直過ぎない?そーだなぁ、、賽子邸、とか??」
さいころてい、、、
りうら達にちなんだネーミングだ。
りうら「いいね!!可愛い!!」
ないこ「気に入ってくれたなら、良かったよ笑。じゃあ、今日からここは賽子邸ってことで!!!」
きゅ、きゅー、きゅっきゅ。
ないくんがボードに漢字で‘‘賽子邸’’と書いていく。
if&りうら「いやまてまてまてまて。」
ないこ「?」
当の本人は頭上にハテナマークを浮かべているが、俺達が指摘したいのは‘’書き方‘’だ。
漢字って!!漢字ってどうなの!?ゴツいて!!!!
りうら「せめて賽子はひらがなにしよ!?可愛くないし!!!」
俺は必死でないくんの手を止めようとする。
…が、ボードもペンもぜんっぜん離れない!!!指の力どうなってんだよ!!
ないこ「えー、そうかなぁ??まろはどう思う???」
ないくん涼しい顔で意見を求めてるけど腕に青筋立ってるよ!?力入れてるよねこれ、!!!
if「ちょっ…と固すぎるんちゃうかなぁ、、笑。こどもがメインなんやし、りうらの言う通りひらがなのが…、、」
パッ
ないくんが急にボードとペンから手を離す。
りうら「どわぁっ!?」
その勢いでボードを引っ張っていた俺はしりもちをついてしまった。
ないこ「え~!!なんだよせっかくかんがえたのにぃ~。」
ないくんは自分の案が通らなくてむくれてしまった。いつものないくんならきっと「そう?二人がそう言うなら、そうなのかもしれないね。」くらい言っただろうに、今となっては
ないこ「いーじゃん!漢字かっこいいじゃんっ!!」
等と子ども染みた事をいってる。
新鮮で面白いけど、、、なんでいきなり、??
(🍣さん🍑さんや🦁さんとの思い出を思い出してテンション馬鹿上がり状態です。明後日くらいにコレ見せたら「十代のノリやん!///おっさんの我儘キツイ!!////」と、真っ赤になって床をゴロゴロとのたうち回るでしょう。はぁ~しゃっちょかわ。)
if「まぁまぁ落ち着きぃ?…ほな、物置にしようと思ってたうちの新しい別荘。あそこぉ、賽子邸にしよか。」
そんなないくんをまろが優しくなだめる。なんだかんだお兄ちゃんなのだ。‘’新しい別荘‘’とか言うパワーワードには二人とも一切触れないが、、。
なんか、すんごい事言ってない、、??金持ちの考えはわからん、、、
ないこ「ぅん…。でも、そうしたら名前被っちゃうね。どうしよっか?」
なんとか調子を取り戻したないくんが核心をつく話題を出した。
if「このプロジェクトの主案はりうらなんやし、賽子邸から少し文字った物をりうらが考えればええんちゃう?」
ないこ「ああ、確かに!!」
ええ!?りうらぁ!?!
いきなりの重大任務に怖じ気づきながらも、必死に考える。
りうら「う~~ん……、、よしっ!!」
if「おっ、決まったん?」
ないこ「聞かせて聞かせて!」
すぅっと息を吸い込み、元気良く叫んだ。
りうら「ここは今日から…‘’さいころ児童館‘’!!」
視点if
児童館。ってなると、ちょっと意味合いは変わってくるけど、りうらは単純に「子ども達の館」って意味で付けたんやろな。
if「ええ名前やね!!!」
素直にそう思った。
ないこ「じゃ、チームさいころ児童館!!頑張るぞー!!」
if「おー笑」
りうら「おー!!!ってちょっと!!!それりうらの役目!!!」
孤児院運営って言われた時は、これ以上仕事増やすな!とないこに軽く殺意が沸いたが、なんやかんやで楽しくなりそーな気がするな!
…運用費とか、孤児募集の仕方とか、、うん!!…明日の俺!!頼んだ!!
(※金銭面で大抵の事は全部😜くん管理。まあでも😜さんは気まぐれに飛び回るので🍣さんの負担もどっこいどっこい)
とまあ、未来の自分へ思いをはせて、帰りに胃薬買お…なんて考えている内に、看板が完成した様だ。
書かれている内容はこう『マフィア運営の優しい居場所!訳あり傷あり大歓迎!!必ず幸せにして見せます!!‘’さいころ児童館‘’!お問い合わせはこちらから↓』
イラストの上手いりうらの描いたくまやうさぎなど、子どもの好きそうな動物が手を繋いでいる絵が添えられている。『マフィア運営の』の部分がホラーゲームのフォントの様に赤くなっているのはきっとないこの仕業だろう。ただ以外にそれも馴染んでいて、とても良い出来に見えた。
りうら「まろもなんか書きなよ!!せっかくだし!ね!」
ないこ「そうだよ。幹部代表で俺の代理なんだから!」
if「ぇえ、俺も、?」
嫌そうな雰囲気を出すけれど、内心は割りと楽しんでいる。
そんな俺の気持ちもお見通しか、りうらが俺の手を引いてボードの前に立たせた。
りうら「ほら!」
ペンを手渡される。
ないこも後ろで腕を組んで微笑ましそうに見守っているので、「これは参った笑」と言う様にペンのキャップをつまんだ。
嗚呼、こんな日々が続くとええな。
この後俺が『おしゃけだいすきっ❤️』と書いて怒られるのは、また別のお話
コメント
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久々だぁ、、✨✨ 🍣さん力確かに強いイメージある🤭 🐤さんと🤪さんが🍣さんを2人で止めてたの可愛い💕意味深で見ててすごく楽しいけどたまにほのぼの入ってて癒される☺️💓
ふぁぁぁぁあ!可愛い!!🍣くんが可愛すぎる!!!えーぐずっちゃう🍣くん可愛いですね〜なんだかんだ乗り気な🤪くんも楽しそうでこっちまで楽しくなってしまう😆 さいころ児童館の園長?は🐤くんですか!?それとも🐤くんは理事長みたいな感じですか!?いつか🦁がご飯作りに来たりめんどう見に来た💎くんが子ども達にいじめられて遊ばれてる気がします✨️きっと💎🐇はちびっこ達と同じノリで遊んでるんでしょうね🤔