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#異世界ファンタジー
#女子高校生
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10日後…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
言葉先輩が、やられている。
みんな、姫之の、部下にやられている。
「はぁ…疲れる…」
みんなを、回復する。
回復させた後…。
後ろを振り向き。
「あぁ…言葉先輩も、媛ヶ崎先輩も、凛先輩も、もう、休んでていいですよ…」
要は、優しく微笑む。
そして、歩き出そうとした。
「待ってよ」
言葉先輩が、要の足を掴む。
「なんですか、言葉先輩」
要は、振り向かない。
「私…行くよ…」
言葉先輩は、立ち上がった。
「ダメだ」
要は、低い声で、言った。
ドスを、少し効かせていた。
言葉先輩は、何で?と聞いた。
「…言葉先輩を…失いたく…ないからだ」
要は、酷く怯えている。
声が震えているのだ。
多分、好きな人に死んで欲しくないのだ。
「俺は…戦闘では、心を殺せる…だけど…戦闘以外では、心は、殺せない…何故かって…言葉先輩との、思い出は、楽しみたいから…なんだ…」
要は、自分の心情を語った。
その、真剣な目に、言葉は、何も言えなかった。
「わかった……頑張ってきて…帰ってきてよ…」
要に抱きつき…頬にキスした。
「はい…」
要も、抱きしめ返し、頬にキスした。
「先祖様に、勝ってよ!…要なら、勝てる!」
要は、言葉先輩からの激励を受け。
言葉先輩を、さらにキツく抱きしめ。
「絶対に…勝ちます…」
そして、言葉は要に、妖力を、分けた。
「…僕が、帰ってきたら、祝ってくださいね!…生存祝いに、ステーキ食べたいです!」
振り返って、ニコッと笑った。
そして、姫之の根城がある…妖の森を走り抜けた。
頂上には、城が建っていた。
「すごいな…」
ギギギギと、開けにくいドアを開ける。
目の前の玉座に、立っている姫之を見上げる。
「先祖様……あんたに勝ちに来た!」
叫んだ。
指を指した。
そして、妖怪には、見えない霊弾を、放つ。
その霊弾を、あっさり避けた。
「は…?」
要は、驚きが隠せない…だって…。
霊弾は、本当に…妖怪には、見えないのだ。
なのに、避けた。
「…最強の名は、伊達じゃないんだな…」
少し、笑ってしまう。
「これじゃあ…本気出さないといけないかもな…」
要が手に妖力を込めて、妖炎を出す。
「当たり前じゃ…妾は、最強じゃ…これは、変わらん…」
そし て、姫之が、要に一気に近付き。
自分の倍の大きさの妖炎を、0.01秒で出した。
「はい…終わり」
要の体が燃える。
死んだ…そのはずなのに。
「俺は、死なねぇよ…」
妖炎を、姫之の体に移した。
「うぐっ…」
姫之の手と腕がジュワジュワと、やけどで痛くなる。
「どうだ?…俺の勝ちだろ?」
要が、少しイキってしまう。
圧倒的力を手に入れたから…
でも、姫之が、かなりまずいものを放っていた。
不死殺しの狐のしっぽ。
わかったのだ。
姫之のしっぽから、不死殺しの剣と同じ怖さを持っている。
当たれば死ぬという感覚が強くなる。
「あぁ…あれ?これ、俺死ぬやつ?」