助けて…!
にゃぽん「…う…うぅ…!助けて…!」
韓国「…なにを助けるんだよ…」
呆れ顔の韓国。
にゃぽん「…今回の…期末試験…全部赤点回避しないと…死ぬ!私の夏休みが死ぬ!」
韓国「…なんでだ?」
にゃぽん「夏のコミケにはいけないし、1週間みっちり予定を組まれるぅぅ!遊びたいのにぃぃぃ!…今のところわかってるのは、月曜日に書道と華道と茶道…火曜日には剣道、合気道、薙刀、新陰流剣術…水曜日には…韓国「…わかった。もういい…どうにかしてやっから…」
にゃぽん「ほんと!?ありがと〜!お礼は言ってね!なんでもするから!」
韓国「…(なんでも?いや、付き合ってくれは流石にダメだな?…そうだ。コミケに一緒に行く…とか?よし、そうしよう)…そうだな…コミケに一緒に行く。はどうだ?」
にゃぽん「はにゃ?」
韓国「ま、デートだデートwwww。なんか買うなら少しぐらいは奢ってやんよ」
にゃぽん「まじで!?韓国大好きー!」
…そしてにゃぽんは…前の…日本舞踊案件のことをすっかり忘れていて、普段どうり接していた。なので、むぎゅーっ!っと抱きついた。韓国に!…韓国。そこをかわれ。…それから韓国はなんだかんだで理由をつけてにゃポンと勉強したりした。…そして、なんとか…本当になんとか赤点は回避した。
にゃぽん「ほんっとうにありがとう!じゃ、1週間後にコミケだから!」
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韓国「…早すぎないか?お前…」
にゃぽん「コミケだからね!混むんだよ〜」
韓国「…そしてその…スーツケースと紙袋は?」
にゃぽん「私が書いた同人誌」
韓国「…。そうか」
にゃぽん「あーっ。ごめん言い忘れてた…けど大丈夫だね!コミケは人が沢山いるからスニーカー出来てって言いたかったんだけど」
…今日の韓国は…普通におしゃれしている。赤と青の耳当てのヘッドホン。最近流行りのワンサイズ大きいジャージに、足が長めに見えるジーパン。そして黒の厚底スニーカー。一方にゃぽんは…薄手の…かなり薄手のワンピース。とても丈が長い。めっさ綺麗。…彼らは持ち場所に行った。
韓国「へー…すごいな」
にゃぽん「でしょー?」
韓国「…なんか手伝うか?」
にゃぽん「ありがと!これをあっちにやって…あとね…えーと…」
準備が終わった☆
隣の人「あ〜!猫猫さんじゃないですか〜!」
にゃぽん「あ!チェリーさん!お久しぶりです!後で新刊買いに行きます!」
韓国「…まおまお…?」
にゃぽん「そ!私のペンネーム」
隣の人「いーなー。猫猫さん。彼氏さんと一緒にコミケだなんて…」
にゃぽん「…へ!?あ…か…彼氏!?」
韓国「…//////」
隣の人「…あれ…違うんですか??…すみません…?」
ーー…
にゃぽん「…わ…私達…側から見たら…そういうふうに見えてたのかな…!?…い…いやだった?ごめんね…」
韓国「…いや…じゃないな…。あと…お前…気楽に喋ってないだろ?普段は方言なのか?」
にゃぽん「…ふ。気づかれたか…」
韓国「…!(めっちゃワクワクした目で見てくる)」
にゃぽん「…そ…そんな目で見ないでぇぇ」
韓国「ジー…(純粋な青年の眼で見てくる)」
にゃぽん「うぅぅぅ…これも…テストのお礼…。わかったよ…いや…わかりましたわぁ」
韓国「…たしか…京都…?あたりか?」
にゃぽん「そうやぁ。ほな、あちき、ママさんが朝廷であっしゃろぉ?やからその影響を受けたんや…多分…」
韓国「…だいぶイメージが変わるな…いつもの憎まれ口はどこ言ったんだ…」
にゃぽん「…ひどない!?」
韓国「その言い方だと、全く怖くねぇな」
ーーー『今から、コミケを開催いたします』
にゃぽん「おぉ!はじめるでぇ!ほな、位置につきまっしゃろ〜」
韓国「おう」
にゃぽん「じゃ、売り子でお願い〜」
韓国「…言い方戻したのか…」
にゃぽん「いやぁ…なんかお客さんが来る時は恥ずかしくて…」
韓国「…で、売り子か…売ればいいのか?」
にゃぽん「そうそう!で、1冊300円ね〜」
韓国「…!?そんなに安いのか!?」
にゃぽん「そうだよ〜。そもそも、確定申告とか面倒だから、大体の人は利益が出ないようにしてるんだよ。そもそも、趣味だから…」
韓国「…へぇ…で、これは…」
にゃぽん「…B L…///////出来たらみないで欲しい」
韓国「…ふぅん…」
客「…あ…あのぉ…」
にゃぽん「…あ!すみません!早くして〜」
韓国「…あ。これですか?はい、有難うございます」
にゃぽん「そうそう〜。上出来!有難うございます!」
『ね!みてみて!イケメンがB Lの売り子してる!』『ほんとだぁぁぁ』『…我が人生にくいなしっ…!』
韓国「…なんか気まずい…」
にゃぽん「私も行きたいところとか回るから〜!よろしく☆」
韓国「おぅ。…楽しめよ(よくわからんけどめっちゃ人誑しな爽やかイケメンスマイル)」
にゃぽん「…う…うんっ/////」
ぴゅーっとにゃぽんは走り去った。
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韓国「…お。帰ってきたか…楽しめたか?」
にゃぽん「うん、もう最高!」
韓国「…お前の人気でよ…すぐに売れ切れちゃって…」
にゃぽん「…う。またかぁぁ…。一応予備で数冊あるから出すか…」
韓国「…案外人気なんだな」
にゃぽん「どやっ!」
…そんなこんなでコミケは終わり、黄昏時。
韓国「…どうする?飯でも甘いもんでも奢るぞ?」
にゃぽん「え!?いいの!?じゃー…ね…。あそこのパフェ食べよ〜」
韓国「おう」
…パフェを注文した。
韓国「…うぅん…」
にゃぽん「どうしたの??」
韓国「なんか引っかかるんだよなぁ…」
にゃぽん「…なにが?」
韓国「…あ。わかった。お互いお互いの名前を一度も呼んでない」
にゃぽん「…た…確かに…」
韓国「…どうする?呼ぶか?嫌ならいいが…わかりにくいし…」
にゃぽん「…そうだね…どう呼ぼうか?私は多分なんでもいい」
韓国「…じゃぁ…にゃぽ…か、にゃぽん。どっちも言いやすい(ニカッ)」
にゃぽん「…じ…じゃあ…私は…韓国くん…///////////って呼ぶ」
韓国「…///////////!?…お…おう。いいぞ」
パフェが届いた。
にゃぽん「…んん〜!美味しい!」
韓国「…なぁ…」
パシッとパフェをすくったにゃぽんの右手首を掴む韓国。
にゃぽん「…ふえ?」
韓国「…にゃぽん、一口くれ」
と言いながら、スプーンにパクッと噛み付く韓国。
にゃぽん「…う…あ…え……/////////////////」
根は大和撫子のにゃぽんには…色々と刺激が強かったらしく…。あとは、韓国に呆れられながら食べさせてもらったみたいです
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韓国「ここのパフェ美味かったなぁ」
にゃぽん「…」
韓国「…どうした??にゃぽん」
にゃぽん「…」
韓国「…にゃぽん??」
にゃぽん「……っ!韓国くんのいじわるぅ!
(うるうるお目ぷらす、上目遣い)」
韓国「…っな!?」
にゃぽん「…か…っ!関節…キスは…恥ずかしい…!」
韓国「あ…/////////…えあ、その、すまない…にゃぽん」
にゃぽん「にゃぽん、起こったんだから!」
韓国「…ご…ごめんて…」
にゃぽん「…許す」
韓国「ありがと」
コメント
1件
韓にゃぽ最高でしたありがとうございます😭👏✨も〜にゃぽんちゃんが可愛すぎて...理想です本当に供給嬉しいです(*^^*)