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🤣🐝×💡、刷り込みネタです
他のヒーローもちょっと出てきます
地雷さんは回れ右〜!
inm視点
「ここ、は?」
目を開けると知らない場所。天井、壁、そして今横たわっているソファ。よくわからない。おれ、何してたんだっけ。
「ライ起きたん、おはよ」
そういって動くマナに目が釘付けになる。
「マ、ナ」
「どしたの」
「マナ、マナ………」
「まってほんまに何!?!気持ち悪いねんけど!?」
相方に気持ち悪いと言われたのはショックなはず。なのになぜか、俺の体は近づくことをやめない。というか、近づきたい。マナについていかないと。
「だめ、いかないで」
「ライ大丈夫?いつもとちゃうで、どう考えても」
「行っちゃだめ………」
「行かへんから、どうしたん」
hbc視点
相方の様子がおかしい。まるで生まれたてのカモみたいだ。俺を親と勘違いしてるやつやないか。
「マナ」
「どしたの」
「好き」
「はあ……………!?!?」
思わず後ずさりする。それでもついてくるもんだから絶対に何かがあったことを確信する。
「ライ?」
「なあに?」
「何にあってん」
「んふ、マナ好き」
近づきすぎてハグを仕掛ける相方をぎゅっと抱きしめてみる。泣きそうになっていた目がとろんと曲がりこちらを見つめる。
「ありがと、好き」
かわいい、と漏れそうになった言葉を頭で押さえる。危ない、口に出してしまうとこやったやん…ほんま罪な男やわ〜………
「で、何があったの」
「何ってなに?おれいつも通りじゃん」
「え?もしかして意識ないん?」
「な、んの話?マナこわいよ」
「これこれ!!」
俺の腰に回しているライの手を指差す。どう考えても急にハグをしだすライは、俺の知っているライではない。ネタじゃあらへんときは、むしろ恥じるほうなのに。まて、これはネタってことやんな?
「おれマナのこと好きだよ」
「ライ、とぼけるのもいい加減にして」
「……?」
「冷やかしもう飽きたって」
「…………なん、でそんなこというの……」
「…はあ?相方いじめて楽しいんか??」
「おれ、本気なのに………」
言葉に詰まる。今回ばかりはガチっぽいねんな。せっかくの可愛い顔を涙で台無しにしかけているライ。なんでこんなことになってん………俺なんかしたっけ??どないしよ。
ちょっとまて、そういえば俺がライを家に入れたんはロウが頼んできたからやんな??ロウなら何か知って…………
「マナっ……スマホ、おれよりもおもしろい?」
そう質問されて受け答えに困る。スマホを掴まれており、無視をしようにもできない状況だ。……でも、今ロウに連絡しないとこれからのライも心配だ。
「………少なくとも今のライにとって大事なことをすんねん、ちょっとだけ待ってや」
「…わかった」
そう言って俺の下にちょこんと座るライ。かわい。
「んふ、ありがと」
「え?」
「とぼけてるのはマナでしょ」
「もしかして俺、声でてた?」
「おれもマナのこと好きだよ」
はあ、自分の理性を保て俺。会話すら成り立っていないライを今世話できるのは俺だけやねん。
プルルル…………
『もしもし』
『ん、どした』
『どした、じゃないねん!!そちらのライとかいうやつが!!』
『あぁーーーまっずいかもこれ笑笑笑』
後ろから嘲笑うような声が聞こえる。声的にライ以外のDytica3人は揃っているようだ。聞くところによると、ライは敵からビームを食らってしまい寝てしまったとのこと。経験上これは面倒くさいことになりそうだ、と俺のところに預けたのだとか。
『つまりどうしろっちゅうんや』
『えーーーとね、一旦世話頼んだ、よろ』
電話が切られた。まっっじか。俺、伊波の親になってるってことやんな。
「終わった?電話」
「おん、おわったで」
「じゃあ…………」
と、俺に抱きつくライ。なんやこいつ、これからずっと俺に甘々ってことやんな?
「マナ、好き」
はは、もうプッツンしちゃった。
「ライ、俺も好きやで」
「マナ………んは♡」
「もっと欲しい?」
「マナのキス、全部おれにちょうだい」
「あはは、かわいいじゃん」
「んっっ………♡♡//ん………っは♡ながい、よ」
「きつい?」
「こうみえて歌大好き、肺活量なめないで」
「じゃあ俺が負けちゃいそうだから今日はここまで」
「………おれのこと嫌いなの、?」
は〜〜〜かわいいの一言じゃ済まされないかわいさ、罪やな。
「嫌いなわけないじゃん」
そういって俺はライを抱き上げ、ベッドにもっていく。
「ど、こ行くの、マナ」
「ライが今求めてるとこ」
耳を赤くするライ。今夜は楽しくなりそうだ。
(↓続き書くか書かないかはリクエスト次第です↓)