あの日見た一番の長い悪夢が、現実になってしまった――――。
フェザー皇国に勤める者達、民達が逃げていく姿は見えるものの、何故か何も頭に入ってこない。
これが、シオドール殿下だと信じず、公開処刑しようとした者達への報いなの?
まるで悪夢の続きを見ているかのよう。
幸い、見下ろしているだけで、人は傷つけてはいない。
今の内に白岡くんを止めなきゃ。
だけど心とは裏腹に体が硬直して動かない。
なんで動かないの?
どうして?
ハッとし、原因に気づいたわたしは酷く絶望する。
わたし、白岡くんに初めて物凄い恐怖を抱いてしまったの?
「醜い化け物! 汚らしい!!」
「追って来るな*********
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