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朝も速攻で支度をして朝食も食べなかった。

せっかく作ってくれたのに申し訳ないとも思ってたけど、顔を見たら胸に溜まったものを吐き出しそうで怖かった。

私は竜基さんのように大人じゃない。



大学では上野慎一が普通に話しかけてきた。


「乃乃が警察から事情聴取を受けたらしい」


だから、それが何?何でこの男にそんなことを聞かなくちゃいけないの。


「でも、何も無くて良かった」


何その、心配だったよ的なセリフ。


竜基さんと本命彼女のことで、モヤモヤイライラしているところに、馴れ馴れしいクズ男慎一にイライラする。


そもそも


「上野くんって乃乃が好きなんだよね?その乃乃とヤリたくて私にくだらない告白ゲームをしたんだよね?そんな事をしなければ私は乃乃に逆恨みされなかったったと思うんだけど。馴れ馴れしく話しかけないで」


色々と腹をたてていたから、かなりな音量で話をした為、周りの視線が集中した。


「別に、あんなビッチとか好きじゃないし。ホントに悪かったと思ってるよ」


「だったら、二度と声をかけないで」


勝手に隣に座られたため、私が席を移動した。


マナー講座でも集中力が保てずポカをしてしまう。


もう嫌だ。


帰るの嫌だな。


自然と猫背になって歩いていると、不意打ちで声を掛けられる。


目の前には竜基さんが立っていた。

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