初投稿ですˊᵕˋ
⚠朝菊 後半から朝重め
ちょっと切ない(?、かも キャラ崩壊!
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朝-社会人 基本アーサーsid
菊-?
なんでもありな方のみお進み下さい!
「はあ、まじで最悪…」
いつも通りに残業して押し付けられた業務をこなす。 ここでは、そんなの日常だった。
女どもにはこそこそ言われながら仕事して、上司にはいいようにこき使われるんだ。
本当に ニホンはブラックしかないのか?
かと言って、俺にはこれといって趣味は無いし、そもそもする時間さえ与えてくれない。
ニホンに来てからは不満ばかりだ。
数年前、イギリスから東京に来た。
まあ最初は感動したもんだ、サービスはいいし女もいる。それに飯が美味い
住んでいるのはまだたった数年、
だが、俺の体感1年だ。時が経つのは早いな
最悪だ。
こんな事をしにニホンにやってきた訳では無いのに
いい加減にしてくれ
なんで俺ばっかり
理不尽
全員見て見ぬふりじゃねえか
クソクソクソクソクソ
クソクソクソクソクソ
くそが。
「、ねみぃ…」
時計の針はほぼ23時半を指している頃だ。
もう終電は無理だな。
早く終わらせたいところだが、本当に眠い
近頃連勤だったからだろうか
日頃の疲れがどっと背中に押しかかってきたのだろう。瞼が重い。
気づかないうちに、目の前が暗くなった。
「…ん……?」
ここはどこだ?
俺は、、寝てたのか?それにしては暗い。
「…外?」
もしや寝ているのがバレて外に放り出されたか?と思ったが、会社の周りであればまだ飲食店やビルの明かりでもっと明るいはずだ。
もう一度顔を振ると星が美しい夜空と少し盛られた丘の上にいるようだ。
『おや、人が……』
「……綺麗だ」
『綺麗?…嗚呼綺麗ですよね。この星。
私もいつも夜空を見ていたら悩みなんて何故か消えています。』
声をかけられるまで気づかなかったが、
目の前には着物を着て光が流れる黒髪の人がいた
……ああ……綺麗だ
「あー、こ、コンバンハ?…なあ、ここどこなんだ?俺会社にいたんだが」
星なんかよりお前の事だ…と言いたくなるのは飲み込んでおこう。
過ぎる星より美しい、名前も知らない奴なのに。
『ここは…すみません、私にもよく分からなくて』
『でもここに来る人は皆、何かしら現実で辛いことが多かったという方がほとんどですね』
「その言い方だとここが現実じゃないような言い方だな?」
『ええ、恐らく』
『夢のようなものなのでしょうね』
「夢?…確かに俺は寝落ちして…少しは信憑性はありそうだな」
『私もよく分かりませんし、暫くここでお休みになっては?』
「…偶には、、そうだな。俺はアーサー・カークランドだ。」
『私は菊と申します。外人さんとは珍しいですね…私なんでも聞きますので、愚痴でも何でもお話してってくださいな』
「じゃ、遠慮なく」
そこからキクとは暫く本音で愚痴りあった。
ニホンに来てから馬鹿みたいに忙しくて、口挟む暇もなく上司にはこき使われて、会社にいいように使われる、こんなはずじゃなかったんだがな
みたいな本当にそんな話だ。
キクも真剣に聞いてくれて、改善策だったり、時には優しく慰めてくれて、正直言って、社畜の俺には泣きそうだった。
…つか、ないてたかもしんねえ
時が過ぎるのが早くて、時が止まってるんじゃないか?と思うくらい、俺にとって楽しかった。
1週間後にはキクと会うのが唯一の楽しみになっていた。
キクと会えるのは不定期で、1週間に数回会える程度。トリガーは眠ることだな
欲を言えば毎日会いたいが、キクにも迷惑がかかるし、そもそも根性であの夢のような世界は制御ができない。
それからというもの、キクに貰ったアドバイスを
持ち前の行動力でやってのけた。
上司にずばんといってやると、ようやく定時で帰れる時がまばらになってきた。
これでもっともっとキクと長く会える。!
1ヶ月
「菊、久しぶりだな。元気にしてたか?」
『2日ぶりですよアーサーさん』
そう笑う彼が好きだった
2ヶ月
『アーサーさん!この前の件どうなりましたか?』
『上手くいったぞ!あのクソ上司に押し付けられることもないし、𓏸𓏸社との契約も取れたんだ!」
『すごい!すごいですアーサーさん!』
そう笑って褒めてくれる彼がとても好きだった
3ヶ月
「…何笑ってるんだ?」
『ふふ、アーサーさん、前まで青クマがすごかったのに、今ではほとんどありませんもの。』
『なんだか、あなたの力になれたことが嬉しくて。』
「はは、当たり前だろ?俺はお前に、菊にずっと救われてるんだ」
『!……も、もう、照れてしまいますよ、!』
┊︎
そう簡単に顔を赤くしてしまう彼が大好きだった
「菊、その、俺さ、菊のこと好きなんだ」
『私もアーサーさんのことが好きですよ。
大切なお友達です、!』
オトモダチ?
好きで過ぎでたまらなくて、話す度に菊のことが好きになる。
どんどん彼に溺れて言って、キクなしじゃ生きられない。
なあ、菊も俺のこと好きだって
嬉しいよ
大好き。 愛してる
“キクに負けないくらい愛してる”
┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈
「よし、今日もちょっとの残業で済んだ、!」
前菊と会ってから3日も経ってる。早く会いたい
-アーサーの家-
今すぐ寝ないと菊と会える時間が無くなってしまう。ベットに埋まり、 飯も食わずに眠りについた
「……ん」
「…は?」
どういうことだ?3日も空けばいままでは必ず会えたのに。
どうしてだ? 意味がわからない
どうして朝なんだ
まだ、明日、明日会えるよな
たまたまなだけで、明日絶対に会えるよな!
数週間後
菊、菊、菊、菊、菊、菊、菊、菊、
会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい
俺の菊なのに俺の菊なのに
辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い
キクも俺の事が好きだって言ったもんな
菊はずっと俺の話を聞いてくれるって言ったもんなぁ
菊、キク、きク、俺の話を聞いてくれ!
いつもみたいに優しく笑ってアドバイスしてくれ
俺はどうすればいい?
否…あの夢が俺と菊を阻んでるのか
菊も俺にあいたいはずだ
そういえば、菊は辛いことがあった奴があの夢に来るっていってたよな
また俺が不幸に、不幸せになればいいんだ
正直菊に会えないだけで辛いんだが
自分を苦しめて苦しめまくって、死ぬくらいまで追い詰めよう。
n週間後
菊に会いたい
もう俺辛い苦しい
菊のあの笑顔が脳みそに染み付いて離れない
あの低い声も顔も体も。
今日寝ればまたあの夢が現れる
きっと現れるはず
「……」
「おや 、ここに人が来るなんて珍しいですね」
「きく … ?」
”彼”は少し驚いたように目を開いた後、優しく微笑んだ
「…まあ不思議な空間ですものね 。私菊と申します 。貴方は?」
きくって誰だ… ?
「アーサー 。アーサー・カークランド」
「アーサーさんですね.ᐟこちらにおいでくださいな、アーサーさんもお悩みあるのでしょう ?
愚痴でも何でもおはなししてってくださいな」
「嗚呼 …おれは 誰かに 、会いたくてここに来たんだ」
_𝑒𝑛𝑑
コメント
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初コメとフォロー失礼します! 初投稿なのに、天才ですか?✨️ めっちゃ最高でした!続きが楽しみです!